ポルシェが電気自動車「タイカン」を世界初公開 5分の充電で100kmの走行が可能

2019.09.05 自動車ニュース
「ポルシェ・タイカン ターボS」。中国の平潭(ぴんたん)島で行われたワールドプレミアイベントより。
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独ポルシェは2019年9月4日、ブランド初となる電気自動車(EV)「タイカン」を世界初公開した。

 
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ワールドプレミアイベントは北米、中国、ヨーロッパと、タイカンのメインマーケットと見込まれている3大陸で同時に開催。具体的には米国のニューヨーク州とカナダのオンタリオ州の国境に位置するナイアガラの滝、ベルリン近郊にあるノイハルデンベルクのソーラーファーム、そして中国福建省福州市から約150km離れた平潭(ぴんたん)島のウインドファームと、いずれも各大陸において再生可能エネルギーを象徴するロケーションだ。

タイカンは4ドア・4シーターのスポーツサルーンであり、ボディーは全長×全幅×全高=4963×1966×1381mmの堂々たるサイズを誇る。ホイールベースは2900mmとなる。

ローンチ時には「ターボ」および「ターボS」の2グレードを設定。いずれも前後アクスルに1基ずつ=計2基のモーターによって4輪を駆動。通常走行時には最高出力625PS/最大トルク850N・mを発生。ローンチコントロール使用時にはターボが同680PS/同850N・m、ターボSでは同761PS/同1050N・mを発生する。0-100km/h加速のタイムはターボが3.2秒でターボSが2.8秒、最高速は両グレードとも260km/hと公表されている。

リアアクスルに搭載された2段のトランスミッションもトピックだ。1速は停止状態からの加速などを担当。2速はロングレシオとなっており、高効率を追求すると同時に、高速走行時にも使用される。

フロア下に搭載される駆動用バッテリーの容量は93kWh。システム電圧は市販車としては初の800Vとなっており、高出力の直流充電ネットワークを使用した場合には、5分の充電で100kmの走行が可能。さらに、最大で270kWの超高速充電にも対応しており、この場合には残量5%から80%まで22.5分で充電できるという。一充電あたりの航続可能距離はターボが381~450kmで、ターボSが388~412km(WLTPモード)。また最大265kWの回生システムを搭載しており、走行テストでは日常使用の約90%のシーンで油圧式ブレーキを使用せずに減速することができたという。

エクステリアデザインはリアに向かってなだらかに傾斜するルーフラインや曲線を多用したフェンダーまわり、テーパーのついたCピラーなどでポルシェ車としての出自を強調すると同時に、リアのライトバーに統合されたブランドロゴなどで革新性も表現。Cd値0.22という空力性能の高さも見逃せない。

インテリアではタッチスクリーンでの車両機能の操作を基本とした、シンプルな空間を追求。「Hey Porsche」で起動するボイスコントロール機能も搭載する。フロント81リッター、リア366リッターと、2カ所のラゲッジコンパートメントを用意する。

(webCG)

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