BMWが「コンセプト4」を世界初公開 スポーティーな2ドアクーペのコンセプトモデル【フランクフルトショー2019】

2019.09.11 自動車ニュース webCG 編集部
プレスカンファレンスにてスピーチする、BMWのオリバー・ツィプセ会長。
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独BMWは第68回フランクフルト国際モーターショー(会期:2019年9月10日~9月22日)において、未来のドライビングプレジャーに焦点を当てたブースを出展。以下のモデルを世界初公開した。

BMWコンセプト4
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新型X6
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新型3シリーズ ツーリング
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ビジョンMネクスト
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ブランドのエッセンスを具現した2ドアクーペ

「コンセプト4」はBMWブランドのスポーティーなキャラクターを具現した2ドアクーペのコンセプトモデルであり、車高を抑えたスポーツ志向のスタイリングや、往年の「328」「3.0CSi」をモチーフにしたという縦長のキドニーグリルが特徴となっている。

サイドビューはFRスポーツクーペならではのもので、長いフロントノーズとホイールベース、短いリアオーバーハング、流れるようなルーフライン、そしてスリムなガラスエリアで構成。21インチの大径ホイールやデジタルアウターミラーが装備されている。

3代目に進化したスポーツアクティビティークーペ

「X6」はSUVの走行性能と機能性にクーペのスタイリングを融合した、BMWが「SAC(スポーツアクティビティークーペ)」と呼んでいるジャンルのモデルである。今回発表された新型は3代目のモデルにあたり、エクステリアの各所に最新のBMW製クーペと共通のディテールを採用。デジタルメータークラスターや12.3インチのコントロールディスプレイ、高度な音声認証技術などからなる操作インターフェイスも特徴となっている。エンジンのバリエーションは全4種類で、本国では2019年11月に発売される予定となっている。

BMWではこのほかにも、トヨタとのパートナーシップのもとに開発を進めている燃料電池車の試作モデル「iハイドロジェン ネクスト」を世界初公開。大型4ドアクーペ「8シリーズ クランクーペ」や、新型「3シリーズ ツーリング」、コンパクトSUVの新型「X1」、電動化時代におけるMシリーズのあり方を示唆するコンセプトカー「ビジョンMネクスト」なども出展している。

(webCG)

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