メルセデス・ベンツの新たな電動高級サルーン「ヴィジョンEQS」登場【フランクフルトショー2019】

2019.09.12 自動車ニュース webCG 編集部
メルセデス・ベンツ・ヴィジョンEQS
メルセデス・ベンツ・ヴィジョンEQS拡大

独ダイムラーは2019年9月10日、第68回フランクフルト国際モーターショー(開催期間:2019年9月10日~9月22日)において、メルセデス・ベンツのコンセプトカー「ヴィジョンEQS」を発表した。

 
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ヴィジョンEQSは、メルセデス・ベンツの電動車ブランド「EQ」からローンチされた大型サルーン。「メルセデス・ベンツSクラス」と同じ“S”の名が付けられているとおり、将来の電動高級サルーンの姿を示唆するコンセプトカーである。

“one bow(ワンボウ)プロポーション”と呼ばれるエクステリアは、徹底してフラッシュサーフェス化されており、先行デビューした「EQC」を思わせるブーメラン型のフロントデザインや、リアまわりを取り巻くドット状(スター型)のLEDランプなどが特徴。24インチのマルチスポークホイールは、EQSのラグジュアリーなキャラクターを強調する。

豪華なヨットからインスピレーションを得たというインテリアは、独立型の4人掛け。乗員を包み込むようなラップアラウンドデザインで、ダッシュボード、センターコンソール、アームレストがなだらかにつながる。高級レザーのような質感の人工の合成皮革や、リサイクルプラスチックで仕立てたパーツなど、素材のチョイスも見どころとなっている。

パワーの源となるリチウムイオンバッテリーは、100kWhという大容量。車体の前後にひとつずつ、計2基のモーターを搭載し、4輪を駆動する。今回公表されたシステム全体の最高出力は476PS、最大トルクは760N・m。0-100km/hの加速タイムは4.5秒未満で、最高速は200km/hを超える。

航続距離はWLTPモードで最大700km。極めて高出力な350kWの高速充電器を使った場合、20分以内にバッテリー容量の80%を満たすことができるという。

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(webCG)

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