アルファ・ロメオの「ジュリア」と「ステルヴィオ」にF1参戦記念特別仕様車「F1トリビュート」設定
2019.10.11 自動車ニュース![]() |
FCAジャパンは2019年10月11日、アルファ・ロメオのスポーツセダン「ジュリア クアドリフォリオ」と同SUV「ステルヴィオ クアドリフォリオ」をベースとした特別仕様車「F1 Tributo(トリビュート)」を設定し、同年11月に発売すると発表した。
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今回の特別仕様車は、アルファ・ロメオのF1参戦とモータースポーツでの輝かしい軌跡を祝した記念したモデルであり、ジュリアが6台、ステルヴィオが4台の限定販売になる。
エクステリアは、アルファ・ロメオのイメージカラーである赤やエンブレムをモチーフとした特別なラッピングが施され、さらに専用デザインのフロントエアロスプリッターや大型サイドスカート、大型リアスポイラーを装着。ベースモデルと明確に異なるフォルムに仕上げられている。これらの空力デバイスは、アルファ・ロメオのデザイン部門であるチェントロスティーレとF1コンストラクターのザウバーエンジニアリング(=アルファ・ロメオ・レーシング)によって共同開発されたものだという。
そのほか、カーボン製のV字型グリルやグロスブラック仕上げのフロントバンパーグリルとディフューザー、カーボン製のエクステリアミラーハウジングといった専用アイテムが採用される。
インテリアは、レザー/アルカンターラのコンビネーションとなるカーボンインサート付きステアリングホイールをはじめ、スバルコ製のカーボンバケットシート、レッドシートベルトなどによりスポーティーな仕上がりに。この専用シートは軽量化にも寄与し、ブレーキシステム、エキゾーストシステムと合わせ、車両全体で27kg以上の軽量化を果たしているという。
フロントに搭載される2.9リッターV6ツインターボエンジンは専用チューニングが施されているほか、アクラポヴィッチ製エキゾーストシステムの採用により最高出力がベースモデルの510PSから520PSへと引き上げられた。ブレーキには、軽量化と高負荷時の対フェード性を両立させたカーボンセラミックブレーキシステムが装備されている。
価格はジュリア クアドリフォリオF1トリビュートが1459万円、ステルヴィオ クアドリフォリオF1トリビュートが1495万円。
(webCG)