東京モーターショー2019

最高出力292PS! 「アルピーヌA110S」の予約注文受け付けスタート【東京モーターショー2019】

2019.10.24 自動車ニュース 佐野 弘宗
アルピーヌA110S
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アルピーヌ・ジャポンは2019年10月23日に開幕した第46回東京モーターショー2019において、「アルピーヌA110」のハイパフォーマンスバージョン「A110S」をお披露目した。

 
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東京モーターショーに合わせて来日した仏アルピーヌのマーケティングダイレクター、レジス・フリコテ氏。プレスカンファレンスでは日本市場を重視していることをアピールした。
東京モーターショーに合わせて来日した仏アルピーヌのマーケティングダイレクター、レジス・フリコテ氏。プレスカンファレンスでは日本市場を重視していることをアピールした。拡大

日本は最重要マーケットのひとつ

東京モーターショー開幕に合わせて来日したアルピーヌのマーケティングダイレクター、レジス・フリコテ氏はプレスカンファレンスの冒頭で「アルピーヌが初めて東京モーターショーに参加できたことを大変うれしく思います」とあいさつした。現実的にはスタンドが隣接しているルノーの一事業部門であるアルピーヌとはいえ、輸入車ブランドがこぞって撤退してしまった今回の東京においては、涙が出るほど(?)ありがたい新規出展であることは事実だ。

アルピーヌの展示車両は1台だけだが、「モーターショーでの展示は初めて(フリコテ氏)」というA110Sを持ち込んだ。ちなみにA110Sの発表・初公開の場は、今年6月の仏サルトサーキット=ルマン24時間レースの会場だった。

「A110の魅力はあくまで軽さや旋回性能にあり、Sでもシャシーやエンジン、スタイリングなどの本質的なレシピは何も変えておらず、デイリーユースを犠牲にしていません」とフリコテ氏。とはいいつつも、このA110Sはエンジン出力を40PS引き上げた最高出力292PSとして、シャシーも引き締まったバネ類やショック、そして専用ハイグリップタイヤや専用ブレーキで強化した高性能モデルだ。

そんなA110Sは東京モーターショー出展に合わせて10月22日(日本時間10月23日)に地元フランスでの正式受注がスタートし、同時に日本でもウェブサイトで先行予約の受け付けが始まった。

アルピーヌがこれほどまでに日本市場を重視する理由として、フリコテ氏は「これまで6000台ほど生産したアルピーヌにおいて、1年間で400台以上を販売できた日本は世界トップ3に入る最重要マーケットのひとつです」と説明した。

(文=佐野弘宗)

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