「日産リーフ」マイナーチェンジ 運転支援システムや通信サービスの機能向上

2019.12.16 自動車ニュース webCG 編集部
日産リーフe+ G
日産リーフe+ G拡大

日産自動車は2019年12月16日、電気自動車「リーフ」にマイナーチェンジを施し、2020年2月に発売すると発表した。

 
「日産リーフ」マイナーチェンジ 運転支援システムや通信サービスの機能向上の画像拡大
 
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今回実施された仕様変更の内容は、以下の通り。

(1)「プロパイロット」「プロパイロットパーキング」の制御改善
プロパイロットについては、ドライバーのストレスを軽減するために、下り坂での設定速度保持や、よりスムーズな減速を可能とするブレーキ操作などが可能に。ワイパー使用時の作動範囲も“間欠のみ”から“ロー”および“ハイ”へと拡大されている。プロパイロットパーキングは駐車時の発進や切り返しの際の待ち時間を短縮するとともに、据え切り(停車状態のままでの操舵)を抑制。これにより車庫入れや前向き駐車の時間は約20%短くなった。

(2)全方位運転支援技術の拡充
車線変更時の斜め後方の車両との接触回避をアシストする「インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)」を新たに採用。衝突を回避するように支援することで、より安心して運転できるようになった。

(3)「NissanConnect」に新しいサービス・コンテンツを追加

  • カーナビとスマートフォンの連携によって、(クルマに乗る前の)現在地から(降車後の)最終目的地までのシームレスな道案内を可能にする「ドアtoドアナビ」に、目的地に合わせて途中の充電プランを提示する日産初のEV専用機能を追加。
  • 通信によりナビの地図更新が自動で行える「OTA(Over The Air)自動地図更新」や、車内がWi-Fi環境になる「docomo In Car Connect」を初採用。
  • Googleを用いた目的地検索や目的地周辺のGoogleストリートビュー、Google航空写真などが利用可能に。
  • アプリを利用して離れた場所からドアの施錠確認やドアロックが可能な「リモートマイカーチェック」「リモートドアロック」を装備。
  • 高齢ドライバーや免許を取りたての家族の運転状況(速度/時間/エリア)をスマホアプリで確認できる「ドライブ制限アラート」を追加。

(4)その他

  • 9インチモニター採用の「EV専用NissanConnectナビゲーションシステム(地デジ内蔵)」を標準装備。地図やメニュー画面の見やすさ、操作のしやすさを向上。
  • ボディーカラーに、「ビビットブルー」「ステルスグレー」などを含む4つの新色を採用。
  • シャークフィンアンテナを標準化。

ラインナップと価格は以下の通り。

  • リーフS:332万6400円
  • リーフX:381万9200円
  • リーフX Vセレクション:405万6800円
  • リーフG:418万9900円
  • リーフe+ X:441万1000円
  • リーフe+ G:499万8400円

(webCG)

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