トライアンフが新型「ストリートトリプルS」を発表 100万円を切る価格で2020年春に発売

2020.01.08 自動車ニュース webCG 編集部
トライアンフ・ストリートトリプルS
トライアンフ・ストリートトリプルS拡大

トライアンフ モーターサイクルズ ジャパンは2020年1月8日、2020年モデルの新型「ストリートトリプルS」を発表した。

 
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日常シーンでの走る楽しさを追求

トライアンフ・ストリートトリプルは、“ストリートファイター”というジャンルに属する、高い運動性能が特徴のネイキッドスポーツバイクである。2019年10月に上級グレードの「RS」がモデルチェンジしており、今回、3カ月遅れでエントリーモデルの「S」も新型に移行することとなった。

エンジンは660ccの並列3気筒で、95.2PS(70kW)/1万1250rpmの最高出力と66N・m(6.7kgf・m)/9520rpmの最大トルクを発生。幅広い回転域で鋭いスロットルレスポンスを実現しているほか、トリプルエンジンならではのサウンドや、加速時の刺激的な吸気音も特徴となっている。

一方、シャシーまわりでは機敏な走りや爽快なハンドリング、高いコーナリング性能を追求しており、ねじり剛性と横方向の柔軟性を併せ持つガルウイング型リアスイングアームを従来モデルから踏襲しつつ、ピボットポジションを最適化。タイトなコーナーの出口でも、スムーズなコーナリングを可能にしているという。

サスペンションは前後ともにショーワ製で、フロントにはφ41mmセパレートファンクションフォーク(トラベル量:110mm)、後ろにはピギーバックリザーバータイプのモノショック(ホイールトラベル量:124mm)を採用。ブレーキは前がニッシン製スライディングキャリパーとダブルディスク、後ろがブレンボ製キャリパーと固定式シングルディスクの組み合わせで、「クラス最軽量」とうたわれるアルミホイールには、公道での走りを重視した全天候型タイヤ「ピレリ・ディアブロロッソIII」を組み合わせている。

このほかにも、走りに関する装備としてライドバイワイヤシステムやトラクションコントロール、「ロード」と「レイン」の2モードを備えたライディングモードセレクターなどを採用。メーター代わりのLCDディスプレイを介して、スロットルレスポンスやトラクションコントロールの設定変更が可能となっている。

RSゆずりのデザインも新型ストリートトリプルSの特徴で、従来モデルからヘッドランプ、サイドパネル、リアユニットのすべての意匠を変更。アグレッシブなイメージは踏襲しつつ、より角張った、スポーティーなスタイリングとなった。

カラーリングはクリスタルホワイトの1種類のみで、ディアブロレッドとブラックのデカール、ブラックのタンクバッジ、テクスチャード加工の施されたブラックリアサブフレームを採用。60種類以上の純正アクセサリーにより、ライダーの好みに応じたカスタマイズも可能となっている。

価格は99万9000円。発売は2020年春の予定。

(webCG)

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