「ジープ・ラングラー」のショートホイールベース車に最強のオフロードモデル「ルビコン」登場

2020.01.16 自動車ニュース webCG 編集部
ジープ・ラングラー ルビコン(2ドア)
ジープ・ラングラー ルビコン(2ドア)拡大

FCAジャパンは2020年1月14日、本格オフローダー「ジープ・ラングラー」のショートホイールベース車に「ルビコン」を設定し、同年2月8日に100台の台数限定で発売すると発表した。

レッドのインストゥルメントパネルを採用。最新世代のインフォテインメントシステム「Uconnect」が標準装備されている。
レッドのインストゥルメントパネルを採用。最新世代のインフォテインメントシステム「Uconnect」が標準装備されている。拡大
4ドアモデル同様、ロックトラックフルタイム4×4システムが搭載されている。
4ドアモデル同様、ロックトラックフルタイム4×4システムが搭載されている。拡大
特徴的なデザインのフューエルリッド。燃料はレギュラーガソリン仕様となる。3ピースのモジュラーハードトップ「フリーダムトップ」により、オープン走行も楽しめる。
特徴的なデザインのフューエルリッド。燃料はレギュラーガソリン仕様となる。3ピースのモジュラーハードトップ「フリーダムトップ」により、オープン走行も楽しめる。拡大

ラングラーのラインナップの中でも、ルビコンは“最強のオフロード性能”がうたわれるモデルで、その車名はジープの車両開発に使われる米国カリフォルニア州の険しい山岳路「ルビコン トレイル」に由来。日本に導入された最新のラングラーでは、4ドアの「ラングラー アンリミテッド」にのみ設定されていた。

今回導入されたラングラー ルビコンは、4ドアモデル同様、卓越した駆動力を生み出すロックトラックフルタイム4×4システムや、悪路でフロントアクスルの動きを任意に拡大させられる電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトシステム、車体や機関部品を保護するロックレールおよびスキッドプレートなどを採用。ホイールベースは2460mmと短く、ロックセクションやわだちなどにおいて路面干渉のリスクが軽減されるほか、5.3mという最小回転半径は日常の取り回しにおいても有利とされる。

装備は基本的に4ドアモデルと共通。前席がヒーター付きとなるレザーシートやレッドカラーのインストゥルメントパネル、専用フェンダーフレアなどの内外装のほか、衝突被害軽減ブレーキ付きの前面衝突警報やアダプティブクルーズコントロール、ブラインドスポットモニター、車庫入れをサポートするリアバックアップカメラなどが備わっている。

ボディーカラーはスティンググレーC/CとヘラヤライエローC/Cの2色が設定され、インテリアカラーはいずれもブラック。前者が40台、後者が60台の台数限定で販売される。価格は589万円。

(webCG)

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