マセラティが新型スーパースポーツカー「MC20」を世界初公開

2020.09.10 自動車ニュース webCG 編集部
マセラティMC20
マセラティMC20拡大

伊マセラティは2020年9月9日(現地時間)、新型のハイパースポーツカー「MC20」を世界初公開した。

 
マセラティが新型スーパースポーツカー「MC20」を世界初公開の画像拡大
 
マセラティが新型スーパースポーツカー「MC20」を世界初公開の画像拡大
 
マセラティが新型スーパースポーツカー「MC20」を世界初公開の画像拡大
 
マセラティが新型スーパースポーツカー「MC20」を世界初公開の画像拡大
 
マセラティが新型スーパースポーツカー「MC20」を世界初公開の画像拡大
 
マセラティが新型スーパースポーツカー「MC20」を世界初公開の画像拡大
 
マセラティが新型スーパースポーツカー「MC20」を世界初公開の画像拡大

かねて予告されていたマセラティMC20がいよいよ姿を現した。車名の「MC」は「マセラティ コルセ」を、「20」は「2020年」を意味しており、マセラティの新時代の到来を告げるミドシップスーパースポーツだ。

ボディーサイズは全長×全幅×全高=4669×2178(ドアミラーを含む)×1224mmで、ホイールベースは2700mm。単体で100kg程度という軽量なカーボンモノコックシャシーを採用し、車両重量は1500kg以下に抑えられている。サスペンションは前後ともダブルウイッシュボーン式。

エクステリアではマセラティの歴史的なアイデンティティーを示すことを重視しており、スタイリングは1926年に初めてマセラティバッジが与えられた「Tipo26」などのヒストリカルなモデルをイメージ。細くすぼまったフロントセクションの先端に備わるグリルや、Aピラー下に備わる3連エアベントを模したパーツ(エンジンはリアミドに搭載)などで既存のモデルとの連続性を表現している。ドアは跳ね上げ式を採用。クーペボディーだけでなくオープントップモデルやフル電動モデルの準備も進めているという。

カーボンファイバー製のセンターコンソールが目を引くインテリアは、最上級のレザーやアルカンターラなどを多用する一方で、ドライバーが運転に集中できるミニマルな空間であることを重視。メーターパネル用とインフォテインメント用の2枚の10インチスクリーンが並ぶダッシュボードはクリーンかつシンプルに仕立てられる。

パワーユニットは100%マセラティ、100%メイドインモデナをうたう3リッターV6ツインターボの「Nettuno(ネットゥーノ)」。最高出力630PS/7500rpmと最大トルク730N・m/3000-5500rpmを発生するこのエンジンは8段のデュアルクラッチ式ATを介して後輪を駆動。動力性能は0-100km/h加速のタイムが2.9秒、最高速が325km/hと公表されている。

マセラティMC20の生産は、2020年末からイタリア・モデナの工場でスタートする予定だ。

(webCG)

「マセラティMC20」の詳細な写真はこちら

関連キーワード:
MC20, マセラティ, 自動車ニュース