フェラーリの4シーターオープンが進化 「ポルトフィーノM」登場

2020.09.17 自動車ニュース
フェラーリ・ポルトフィーノM
フェラーリ・ポルトフィーノM拡大

伊フェラーリは2020年9月16日(現地時間)、オープントップ2+2シータースポーツ「ポルトフィーノ」の進化版となるニューモデル「ポルトフィーノM」を発表した。

 
フェラーリの4シーターオープンが進化 「ポルトフィーノM」登場の画像拡大
 
フェラーリの4シーターオープンが進化 「ポルトフィーノM」登場の画像拡大
 
フェラーリの4シーターオープンが進化 「ポルトフィーノM」登場の画像拡大
 
フェラーリの4シーターオープンが進化 「ポルトフィーノM」登場の画像拡大
 
フェラーリの4シーターオープンが進化 「ポルトフィーノM」登場の画像拡大

COVID-19の流行による一時的なファクトリーの閉鎖後では初のニューモデルとなるポルトフィーノMは、フェラーリの再発見の旅を象徴する存在であるという。車名に付された「M」は「Modificata=Modify」を意味しており、これまでフェラーリではパフォーマンスを押し上げる進化を遂げたモデルの車名にMを用いてきた。

フロントに積まれる3.9リッターV8ツインターボエンジンはポルトフィーノを20PS上回る最高出力620PSを発生。新たなカムプロファイルによってバルブリフト量を増やして燃焼室内の充てんを最適化したほか、ターボチャージャー内部にはタービンの回転速度を検知するスピードセンサーを搭載し、タービンの最高回転数は従来型よりも5000rpm高められている。また、ガソリンパティキュレートフィルターを備えることで欧州の排出ガス基準であるユーロ6dに対応している。

トランスミッションはポルトフィーノよりも1段多い8段のデュアルクラッチ式ATを採用。選択したギアに応じてトルク伝達量を調整するバリアブルブーストマネジメントの制御によって、低いギアではより低いレシオを、高いギアではより高いレシオを採用できるようになり、鋭い発進加速と高い環境性能を両立しているという。動力性能は0-100km/h加速が3.45秒、0-200km/加速が9.8秒、最高速は320km/h以上と公表されている。

統合型ドライブモードセレクター「マネッティーノ」には既存の「ウエット」「コンフォート」「スポーツ」「ESCオフ」に加え、新たに「レース」モードを設定。フェラーリの2+2シーターオープンモデルとしては初となる5ポジションを採用した。レースモードでは4輪すべてのブレーキキャリパーの油圧をコントロールして横方向のダイナミクス性能を高める「フェラーリ・ダイナミックエンハンサー」が介入し、より高いドライビングプレジャーが得られるという。

「極めて緻密(ちみつ)で的を絞った調整」と説明されている通り、エクステリアの変更点は小規模だ。フロントまわりではホイールアーチの前方に小さなエアベントが設けられたほか、グリル内にアルミ製のフラップを採用。コンパクトになった流線形のリアバンパーはリアディフューザーと分割されている。

このほか、アダプティブクルーズコントロールや緊急自動ブレーキ、ブラインドスポットモニター、サラウンドビューカメラなどの先進運転支援装備がオプション設定されたのもトピックだ。

(webCG)

関連キーワード:
ポルトフィーノ, フェラーリ, 自動車ニュース

フェラーリ ポルトフィーノ の中古車
あなたにおすすめの記事
関連記事
  • フェラーリ・ポルトフィーノ(FR/7AT)【試乗記】 2018.12.10 試乗記 車名の「ポルトフィーノ」とは、地中海を臨むイタリアの高級リゾート地にちなんだもの。前身である「カリフォルニア」から10年、車名も新たに進化したリトラクタブルハードトップを持つフェラーリのその名に敬意を払い、海沿いのルートに連れ出してみた。
  • 第672回:跳ね馬の最新V8モデル 大矢アキオ「フェラーリ・ローマ」を駆る! 2020.9.10 マッキナ あらモーダ! 現代版“ドルチェヴィータ”をコンセプトに掲げてデビューしたフェラーリの最新V8モデル「ローマ」に大矢アキオが試乗! イタリア北部のワインディングロードで「なぜローマ?」の質問に対する回答を考えてみた。
  • フェラーリ・ローマ 2020.4.2 画像・写真 フェラーリ・ジャパンがニューモデル「ローマ」を日本初公開。個性的なスタイリングが目を引く2+2のラグジュアリークーペで、最高出力620PS、最大トルク760N・mを発生する3.9リッターV8ターボエンジンを搭載している。新しい跳ね馬のディテールを、写真で紹介する。
  • フェラーリF8トリブート(MR/7AT)【海外試乗記】 2019.10.28 試乗記 40年以上の歴史を積み重ねてきたフェラーリのV8モデルにオマージュをささげる新型車「F8トリブート」。その走りは、驚くほどの速さと乗りやすさを両立させた“チャレンジの集大成”というべきものだった。
  • 第186回:コロナバブル恐るべし 2020.7.28 カーマニア人間国宝への道 清水草一の話題の連載。第186回は「コロナバブル恐るべし」。新型ウイルスの感染拡大が叫ばれるなか、中古車市場にはある変化が起きていた! ポルシェやフェラーリの価格は? マニアックな世界でささやかれる、驚きの現象について考察する。
ホームへ戻る