アストンマーティンが「ヴァンテージF1エディション」発表 最高出力535PSの高性能モデル

2021.03.23 自動車ニュース
「アストンマーティン・ヴァンテージF1エディション」(右)と、ヴァンテージのF1オフィシャルセーフティーカー(左)。
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英アストンマーティンは2021年3月22日(現地時間)、「ヴァンテ―ジ」シリーズの最新モデル「ヴァンテージF1エディション」を発表した。

現行「ヴァンテージ」のラインナップ。
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ヴァンテージF1エディション
ヴァンテージF1エディション拡大
ヴァンテージF1エディション ロードスター
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アストンマーティンが「ヴァンテージF1エディション」発表 最高出力535PSの高性能モデルの画像拡大
 
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60年ぶりとなるアストンのF1復帰を記念

アストンマーティン・ヴァンテ―ジは、2シーターのボディーに4リッターV8ツインターボエンジンを搭載したFRのスポーツモデルである。今回発表されたF1エディションは、60年ぶりとなるアストンマーティンのF1世界選手権復帰を記念して設定されたもので、ラインナップの最上級モデルとなる。

特徴は他のモデルより高められた動力性能にあり、F1のオフィシャルセーフティーカーに使用されるヴァンテージから技術をフィードバック。公道での快適性を損なうことなく、各部にサーキットに焦点を合わせたアップグレードを施しているという。

4リッターV8エンジンについては、最高出力をベース車より25PS増しの535PSに向上。最大トルクは685N・mのままだが、より広い回転域でピークトルクを発生させるよう特性を変更。扱いやすさと粘り強さを改善していると説明されている。トランスアクスル方式の8段ATについても改良を加えており、シフトアップ時のトルク損失を最適化するとともに、変速に要する時間を短縮。よりダイレクトな変速フィールを追求している。

シャシーや空力パーツも改良

一方、シャシーに関してはステアリングとサスペンションの特性に焦点を当てて改良を実施。アンダーボディーの細かい修正を通して、フロントの剛性強化を図っている。足まわりについては、ダンパー内部に改良を加えることで減衰の作動領域を拡大。低速走行時の路面追従性を犠牲にすることなく、高速走行時における垂直方向のボディーコントロール性を大幅に改善したという。さらに、より鋭いターンインと高いトラクションを実現するべく、リアスプリングのバネレートを高め、横方向の剛性を強化。速さを増したフロントの反応に対応するべく、リアにも調整を加えている。

ホイールのサイズはベース車(20インチ)よりひとまわり大きい21インチで、ピレリと共同開発したF1エディション専用のタイヤが装着される。

これらの改良により、ヴァンテージF1エディションはベース車よりステアフィール、ステアレスポンスが改善。また路面からのフィードバックがより明瞭に伝わるようになり、ドライバーはグリップの詳細な状況を感じ取れるようになっているとアナウンスされる。

このほかにも、サーキットでのラップタイム短縮を実現すべく空力特性も最適化。リアディフューザーはベース車のままだが、新たに全幅いっぱいの幅を持つフロントスプリッターや、フロントダイブプレーン、アンダーボディーターニングベーン、リアウイングを装着した。これにより、F1エディションは最高速走行時にベース車より200kg大きいダウンフォースを発生。車両全体における空力のバランスも改善しているという。

ボディータイプはクーペとロードスターの2種類

内外装の仕様もベース車とは異なり、アストンマーティン・レーシング・グリーンを含むボディーカラーには、サテン仕上げとグロス仕上げの両方を用意。横桟(よこざん)が印象的なベーングリルが標準装備されるほか、カーボンファイバー製の外装パーツ、サテンブラックとダイヤモンド切削仕上げのアロイホイール、各所に施されたソリッドマット・ダークグレーのグラフィックなども特徴となっている。

インテリアトリムはオブシディアン・ブラックのレザーとファントム・グレーのアルカンターラの組み合わせで、コントラストストライプやステッチの色は、ライムグリーン、オブシディアン・ブラック、ウルフ・グレー、スパイシー・レッドから選択可能となっている。

ボディーはクーペとロードスターの2種類。納車開始は2021年第4四半期を予定している。

(webCG)

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