ベントレーが「コンチネンタルGTスピード コンバーチブル」を発表 ソフトトップは全7種類を設定

2021.04.14 自動車ニュース webCG 編集部
ベントレー・コンチネンタルGTスピード コンバーチブル
ベントレー・コンチネンタルGTスピード コンバーチブル拡大

英ベントレーモーターズは2021年4月14日、新型「コンチネンタルGTスピード コンバーチブル」を発表した。

電動ソフトトップは、車速が50km/h以下であれば走行中でも操作が可能。開閉それぞれのアクションは19秒で完了する。
電動ソフトトップは、車速が50km/h以下であれば走行中でも操作が可能。開閉それぞれのアクションは19秒で完了する。拡大
全7種類のソフトトップを設定。ブラックやブルー、クラレット、グレーなどのほか、英国の伝統的なツイード模様も用意されている。
全7種類のソフトトップを設定。ブラックやブルー、クラレット、グレーなどのほか、英国の伝統的なツイード模様も用意されている。拡大
「コンチネンタルGTスピード コンバーチブル」のインテリア。内装色はメインレザー15種類、セカンダリーレザー11種類から選択できる。
「コンチネンタルGTスピード コンバーチブル」のインテリア。内装色はメインレザー15種類、セカンダリーレザー11種類から選択できる。拡大
ヘッドレストに「Speed」の刺しゅうが施された「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」キルト仕上げのシートを装備。
ヘッドレストに「Speed」の刺しゅうが施された「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」キルト仕上げのシートを装備。拡大
助手席側フェイシアに「Speed」バッジが備わっている。
助手席側フェイシアに「Speed」バッジが備わっている。拡大

今回のコンチネンタルGTスピード コンバーチブルは、「コンチネンタルGTコンバーチブル」の高性能版。「スピード」の名称は1920年代に活躍したスポーツカー「3リッター スピード」に由来するもので、ベントレー各車の高性能グレードに用いられている。

オープントップ化にあたってはファブリック製の電動ルーフが採用されており、車速が50km/h以下であれば走行中でも開閉操作が可能だ。開閉それぞれのアクションは19秒で完了する。

ソフトトップは全7種類で、ブラックやブルー、クラレット、グレーなどのほか、英国の伝統的なツイード模様に現代的なエッセンスをプラスしたデザインも採用。ルーフライナーの仕上げはニューレッドやマグノリアなど全8種類から選択できる。

コンパクトなZ型に折りたたまれるソフトトップは遮音性の高さも特徴で、一般的な巡行速度での騒音は、従来型よりも3デシベル低減。先代の「コンチネンタルGT」(クーペ)と同等の室内静粛性を有しているという。

パワートレインやシャシーは2021年3月23日に発表された「コンチネンタルGTスピード」に準じたもの。最高出力659PS、最大トルク900N・mの6リッターW12ターボエンジンを搭載し、改良型の8段デュアルクラッチ式ATを組み合わせている。

より多くの駆動力をリアに伝達するようトラクションやトルク配分が制御された4WDシステムには、4輪操舵機構やベントレーとしては初の装備となるeLSD(エレクトリックリアデファレンシャル)が備わる。0-100km/h加速は3.7秒、最高速は335km/hとアナウンスされている。

内装色はメインレザー15種類、セカンダリーレザー11種類から組み合わせが選択できる。ヘッドレストに「Speed」の刺しゅうが施された「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」キルト仕上げのシートは同モデルの専用装備で、アルカンターラとレザーのモノトーンカラースプリットが無償オプションとして設定されている。アルカンターラのステアリングホイールや助手席側フェイシアに備わる「Speed」バッジの採用も同車の特徴といえる。

価格は3730万円。すでに国内でも受注が開始されており、納車は2021年秋以降となる予定。

(webCG)

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