フォルクスワーゲンがゴルフ トゥーランの仕様を変更 新エンジンを採用し装備も大幅拡充

2021.04.16 自動車ニュース webCG 編集部
フォルクスワーゲン・ゴルフ トゥーランTSI Rライン
フォルクスワーゲン・ゴルフ トゥーランTSI Rライン拡大

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは2021年4月16日、コンパクトミニバン「ゴルフ トゥーラン」の仕様を変更し、同日、販売を開始した。

「ゴルフ トゥーランTSIハイライン」のインストゥルメントパネルまわり。
「ゴルフ トゥーランTSIハイライン」のインストゥルメントパネルまわり。拡大
排気量1.5リッターのガソリンターボエンジン「TSI Evo」。
排気量1.5リッターのガソリンターボエンジン「TSI Evo」。拡大
Digital Cockpit Pro
Digital Cockpit Pro拡大
「Discover Pro」は「TSIトレンドライン」以外のグレードにオプション設定される。
「Discover Pro」は「TSIトレンドライン」以外のグレードにオプション設定される。拡大
新色の「キングスレッドメタリック」。
新色の「キングスレッドメタリック」。拡大
新色の「ドルフィングレーメタリック」。
新色の「ドルフィングレーメタリック」。拡大

最新のパワートレインとインフォテインメント機器を採用

ゴルフ トゥーランはフォルクスワーゲンがラインナップするコンパクトミニバンである。現行型は2代目のモデルにあたり、2016年に日本に導入された。

今回の改良では、パワートレインの設定を大幅に変更。従来の1.4リッターガソリンターボエンジンに代わって、新たに最高出力150PS、最大トルク250N・mの1.5リッターガソリンターボエンジンを採用した。また2リッターディーゼルターボエンジンに組み合わせるトランスミッション「DSG」についても、従来の6段から7段に多段化。燃費は1.5リッターガソリンターボ車が14.7km/リッター、2リッターディーゼルターボ車が16.3km/リッターとなっている(ともにWLTCモード値)。

装備の強化も図っており、インフォテインメントシステムには常時オンライン接続となる「Ready 2 Discover」および「Discover Pro」を採用。フォルクスワーゲン最新のオンラインサービス「We Connect/We Connect Plus」の利用を可能とした。

このほかにも、ゴルフ トゥーランとしてはこれが初採用となるデジタルメータークラスター「Digital Cockpit Pro」を、エントリーグレードの「TSIトレンドライン」を除く全車に搭載。予防安全や運転支援に関するものでは、TSIトレンドラインにレーンチェンジアシストシステム「Side Assist Plus」とリアトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能)を、同グレードと「TSIコンフォートライン」にリアビューカメラ「Rear Assist」を標準設定した。

このほかにも、TSIトレンドラインではリア/リア左右のウィンドウにUVカット機能付きダークティンテッドガラスを採用。デザイン面では、エンブレムデザインやフォントの意匠を変更したほか、ボディーカラーに新色の「ドルフィングレーメタリック」「キングスレッドメタリック」を追加設定した。

ラインナップと価格は以下の通り。

  • TSIトレンドライン:321万9000円
  • TSIコンフォートライン:369万9000円
  • TDIコンフォートライン:416万3000円
  • TSIハイライン:431万9000円
  • TDIハイライン:451万9000円
  • TSI Rライン:435万9000円

(webCG)

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