ベントレーが「バカラル」と「ブロワー」のオーナー向け第1号車を製作

2021.08.24 自動車ニュース
「ベントレー・バカラル」(左)と「ブロワー」(右)。
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英ベントレーのビスポーク部門であるベントレーマリナーは2021年8月23日、ともに12台の限定モデルである「バカラル」と「ブロワー」の、顧客向け第1号車が完成したと発表した。

 
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ベントレーの歴史と未来を表す特別な2モデル

バカラルとブロワーは、ベントレーマリナーの職人が手作業で車両をつくり上げる、ビスポークプロジェクトにのっとって製作されたモデルであり、細部に至るまでオーナーが仕様を指定できる。

今回製作された2台のうち、バカラルはコンセプトカー「EXP 100 GT」をモチーフにしたデザインが特徴の2シーターオープンモデルである。カーボンファイバー製のボディーは、オーナーの指定によりシャンパン色を帯びたサテンシルバー「アトム・シルバー」で塗装。ボディーの各所にモスグリーンとグロスブラックのアクセントが施されている。

インテリアもブラックとグリーンを基調にコーディネートしており、バカラル独自のキルティングパターンによるコントラストステッチを、コンソールやアウターシートバックを含めキャビン全体に採用。シートセンターには上質なナッパレザーを用い、ベルーガ(黒)のカーペットにはダイヤモンドカービングやモスグリーンのバインディングとステッチを施している。

一方のブロワーは、1929年製「ベントレー4 1/2リッター ブロワー」を「ミリ単位の精度で機械的に再現したもの」(プレスリリースより)である。オリジナルとなる個体はヘンリー・ティム・バーキン卿がレースに使用したチームカーNo.2、登録番号UU5872で、現在はベントレーモーターズが所有。毎週、実走しているという。

今回、顧客向けに新たに製作された車両は、オリジナルのクラシックなデザインを忠実に再現しており、ボディーには当時も使用されたレクザイン社製人工皮革のレザークロス生地による縁取りと、バーキン卿のブロワーの色を再現した特注の「バーキングリーン」の塗装を採用。ワイヤーホイールもボディーと同色で、折り畳み式のルーフはブラックとなっている。

パワートレインやドライブトレインは、いずれも当時と同様のものを新規に製作して採用。エンジンは、ベントレーの創業者であるウォルター・オーウェン・ベントレー自身が設計した4.5リッター直4 SOHCの“新品”で、アルミニウムピストン、オーバーヘッドカムシャフト、シリンダーあたり4つの吸排気バルブ、ツインスパークプラグを備えている。フロントに搭載されるスーパーチャージャーもアマースト・ヴィリエが1920年代に製作したものを正確に再現したものとなっており、出力を測定したところ「100年近い歴史を持つこの設計で、240bhpを確実に発生した」という。

一方、電動燃料ポンプと燃料タンクへのフォームバッフルについては、安全上の理由から新たに設計したものを採用。電装系にはオリジナルのダイナモを改良したダイナメーターを追加しており、オリジナルの外観を維持しながら、よりパワフルで信頼性の高い充電システムを実現しているという。

今回製作されたバカラルとブロワーは、間もなくオーナーのもとへ納入される予定で、ベントレーマリナーでは次の3台の製造を続けるとしている。

(webCG)

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