「ポルシェ・タイカン」の新グレード「GTS」登場

2021.11.18 自動車ニュース webCG 編集部
ポルシェ・タイカンGTS
ポルシェ・タイカンGTS拡大

ポルシェジャパンは2021年11月17日、電気自動車「タイカン」の新グレード「GTS」の国内導入を発表し、予約注文受け付けを開始した。

 
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ポルシェでは「グランツーリスモスポーツ」を意味するGTSの名は、1963年デビューの「904カレラGTS」に始まる。「タイカン4S」と「タイカン ターボ」の間に位置づけられるという「タイカンGTS」は、一充電あたりの航続可能距離が504km(WLTPモード)と、タイカンシリーズとして初めて500kmを突破。名前が示す通りのグランツーリスモだ。

前後車軸に各1基のモーターを搭載した4WDとなっており、ローンチコントロール使用時にはトータルで最高出力598PS、最大トルク850N・mを発生。0-100km/h加速のタイムは3.7秒、最高速は250km/hと公表されている。駆動用バッテリーの総容量は93.4kWh。新しいマネジメントシステムによって航続可能距離を拡大しており、他のタイカンシリーズにも新たなモデルイヤーからこのアップデートが適用されるという。

ポルシェアクティブサスペンションマネジメントを含めたアダプティブエアサスペンションは、GTSに合わせて横方向のダイナミクスを強化。オプションのリアアクスルステアリングのセットアップもよりスポーティーに変更されている。

エクステリアではフロントエプロンやミラーベース、サイドウィンドウトリムなどにブラック、またはダークカラーを採用している。

さらに、新しいオプションとして「サンシャインコントロール付きパノラミックルーフ」をラインナップ。電気的に透明からマットに変わる液晶フィルムによって、車内を暗くすることなく乗員をまぶしさから保護する。ルーフは9つのセグメントに分割されており、個別に切り替えが可能。切り替えるエリアを事前に設定することで、“セミ”と“ボールド”も選べるという。

国内向けのタイカンGTSは右ハンドルのみの設定で、価格は1807万円。

(webCG)

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