日産が新型コンパクト電気自動車の登場を予告 欧州のエントリーカー「マイクラ」の後継車

2022.01.27 自動車ニュース webCG 編集部
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日産自動車は2022年1月27日、新型コンパクト電気自動車(EV)を欧州市場に投入すると発表した。

今回のコンパクトEVは、日産のエントリーカーとして人気の高い「マイクラ」(日本での車名は「マーチ」)の後継車となり、フランスにあるルノーのエレクトリシティセンターで生産される。

日産は、2030年度までにEV15車種を含む23車種の新型電動車を投入する長期ビジョン「Ambition 2030」を2021年11月に発表。欧州はそうした車両の電動化を推進するうえで、重要な役割を果たしているという。同市場ではEV「アリア」や新型クロスオーバーEVの発売に加え、新型「キャシュカイ」や「エクストレイル」への「e-POWER」搭載も予定されている。

EV専用プラットフォーム「CMF B-EV」を用いる新型コンパクトEVは、日産がデザインを、開発と生産を仏ルノーが担当。アライアンス各社は同共通プラットフォームを採用しながら「Smart Differentiation(スマート差別化)」をコンセプトに、モデルごとに独自のスタイリングを採用するという。

新型コンパクトEVは、ルノー・日産・三菱が発表したEVとコネクテッドモビリティーに集中した共通のロードマップ「アライアンス2030」の一環であり、「e-NV200」の後継モデルである新型「タウンスター」を含む、仏ルノーが生産する日産車ラインナップのひとつになる。

正式な車名や発売時期、搭載技術の詳細などについては、今後発表される予定。

(webCG)
 

日産のエントリーカー「マイクラ」(日本での車名は「マーチ」)の後継車となるコンパクトEV。
日産のエントリーカー「マイクラ」(日本での車名は「マーチ」)の後継車となるコンパクトEV。拡大

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