ロイヤルエンフィールドが新型「クラシック350」を導入 レトロデザインの二輪モデル

2022.02.10 自動車ニュース webCG 編集部
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ロイヤルエンフィールド・クラシック350
ロイヤルエンフィールド・クラシック350拡大

ロイヤルエンフィールドは2022年2月10日、ミドルクラスのモーターサイクルである新型「クラシック350」を、同年3月下旬に日本で発売すると発表した。

クラシック350 ハルシオン
クラシック350 ハルシオン拡大
クラシック350 ハルシオン(グリーン)
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クラシック350 ハルシオン(グレー)
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クラシック350 ハルシオン(ブラック)
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クラシック350 クラシックシグナルズ(マーシュグレー)
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クラシック350 クラシックシグナルズ(デザートサンド)
クラシック350 クラシックシグナルズ(デザートサンド)拡大
クラシック350 クラシックダーク(ステルスブラック)
クラシック350 クラシックダーク(ステルスブラック)拡大
クラシック350 クラシックダーク(ガンメタルグレー)
クラシック350 クラシックダーク(ガンメタルグレー)拡大
クラシック350 クラシッククローム(クロームレッド)
クラシック350 クラシッククローム(クロームレッド)拡大
クラシック350 クラシッククローム(クロームブロンズ)
クラシック350 クラシッククローム(クロームブロンズ)拡大

ロイヤルエンフィールドの基幹モデルが世代交代

ロイヤルエンフィールドは、1901年にイギリスで創業した、現存する最古の二輪ブランドである。1950年代に生産と開発の拠点がインドに移り、以降は同国を拠点として事業を続けている。

同社の「クラシック」シリーズは、往年のモーターサイクルをほうふつとさせるレトロな意匠が特徴のネイキッドモデルであり、2008年に従来型にあたる初代が「クラシック350」「クラシック500」の2つのラインナップでデビュー。「モデルG2」(1948年)をモチーフとしたスタイリングなどが支持され、グローバルで累計300万台以上が販売される人気車種となった。

2代目となる新型クラシック350は、2021年に日本にも導入された現行「メテオ350」とパワーユニットを共用。同社最新のユニットとなる排気量349ccの空冷単気筒エンジンは、最高出力20.2BHP/6500rpm、最大トルク27N・m/4000rpmを発生し、スムーズでリニアなパワーデリバリーを実現しているという。

同時に、一次バランサーシャフトの採用によって振動を抑制するなど、快適性にも配慮。トランスミッションは5段で、力強い加速とゆったりとしたクルージングの両方を可能にしたとされる。

このほかの装備類も最新のものにアップデートされており、制動装置にはデュアルチャンネルABSと前後ディスクブレーキを採用。メータークラスターには液晶ディスプレイが追加され、ハンドルバーの下にはUSB充電ポートも装備されている。

一方、デザインについては往年の英国製モーターサイクルの特徴をそのまま受け継いでおり、ティアドロップ型のタンクやキャスケード、パイロットランプ付きの新しいヘッドランプなどを採用。ライディングポジションは背筋を立てて乗るアップライトなもので、新設計のハンドルバーや、ソフトフォームのクッションパッドを用いた幅広なシートなどの採用により、快適性の向上を図っている。

ラインナップは豊富で、「ハルシオン」「クラシックシグナルズ」「クラシックダーク」「クラシッククローム」の4モデルをラインナップ。各モデルの特徴は以下の通り。

【ハルシオン】
レトロな外観が特徴的な、日本におけるクラシック350のベーシックモデル。「グリーン」「グレー」「ブラック」の3種類のカラーリングが用意される。

【クラシックシグナルズ】
ミリタリーテイストを取り入れたモデルで、専用のバッジやグラフィックに加え、タンクには固有のナンバーを刻印。「マーシュグレー」と「デザートサンド」の2種類のカラーリングが用意される。

【クラシックダーク】
若々しく都会的なイメージでカスタムされたモデルで、このモデルのみアロイホイールとチューブレスタイヤを装着。カラーリングは「ステルスブラック」と「ガンメタルグレー」の2種類。

【クラシッククローム】
1950年代の英国製モーターサイクルのイメージを取り入れたプレミアムモデルで、燃料タンクには当時のロイヤルエンフィールドと同じデザインのバッジが装着される。カラーリングは「クロームレッド」と「クロームブロンズ」の2種類。

価格は以下の通り。

  • ハルシオン:57万7500円
  • クラシックシグナルズ:58万3000円
  • クラシックダーク:60万0600円
  • クラシッククローム:60万3900円

(webCG)

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