【F1 2022】開幕戦バーレーンGP続報:新時代の幕開けにフェラーリ復活 レッドブルはまさかのリタイア

2022.03.21 自動車ニュース bg
F1開幕戦バーレーンGPを制したフェラーリのシャルル・ルクレール(写真手前)。カルロス・サインツJr.(同後ろ)が2位に入り、フェラーリは初戦を1-2フィニッシュで飾った。(Photo=Ferrari)
F1開幕戦バーレーンGPを制したフェラーリのシャルル・ルクレール(写真手前)。カルロス・サインツJr.(同後ろ)が2位に入り、フェラーリは初戦を1-2フィニッシュで飾った。(Photo=Ferrari)拡大

2022年3月20日(現地時間)、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われたF1世界選手権の開幕戦バーレーンGP。大幅に変更されたレギュレーションで戦う最初のレースでは、冬のテストで上々だったフェラーリがポール・トゥ・ウィン&1-2フィニッシュを飾り、高らかに復活を告げたのだった。

2年間45戦優勝なしのフェラーリにとって、新レギュレーションでマシンが一新される2022年は是が非でも復活の年としたいところ。創設75周年を記念した「F1-75」は、メルセデスのようにサイドポッドを小型化するのではなく、ダイナミックに抑揚のついたフォルムとしたのが特徴。冬のテストの走りだしから大きなトラブルもなく、ポーポシングも上手にいなし、タイムシートの上位につけてきた。開幕戦の予選ではルクレール(写真)がポールポジション獲得、レースでは2021年王者のマックス・フェルスタッペンと丁々発止とやり合いながらも首位をキープし完勝し、ポテンシャルの高さを証明した。(Photo=Ferrari)
2年間45戦優勝なしのフェラーリにとって、新レギュレーションでマシンが一新される2022年は是が非でも復活の年としたいところ。創設75周年を記念した「F1-75」は、メルセデスのようにサイドポッドを小型化するのではなく、ダイナミックに抑揚のついたフォルムとしたのが特徴。冬のテストの走りだしから大きなトラブルもなく、ポーポシングも上手にいなし、タイムシートの上位につけてきた。開幕戦の予選ではルクレール(写真)がポールポジション獲得、レースでは2021年王者のマックス・フェルスタッペンと丁々発止とやり合いながらも首位をキープし完勝し、ポテンシャルの高さを証明した。(Photo=Ferrari)拡大
フェラーリでの2年目、カルロス・サインツJr.(写真)は、開幕戦の予選でトップのルクレールから0.129秒遅れの3位と、速さではチームメイトに肉薄したものの、特にロングランでのペースに不安を抱えていた。しかし、レースでは優勝争いには絡まなかったものの、しっかり3位をキープ。フェルスタッペンのリタイアで自身キャリアベストタイの2位でフィニッシュし、チームの1-2に貢献した。(Photo=Ferrari)
フェラーリでの2年目、カルロス・サインツJr.(写真)は、開幕戦の予選でトップのルクレールから0.129秒遅れの3位と、速さではチームメイトに肉薄したものの、特にロングランでのペースに不安を抱えていた。しかし、レースでは優勝争いには絡まなかったものの、しっかり3位をキープ。フェルスタッペンのリタイアで自身キャリアベストタイの2位でフィニッシュし、チームの1-2に貢献した。(Photo=Ferrari)拡大

40年ぶりの大変革、「グラウンド・エフェクト」復活の年

73年目を迎えたF1の新シーズンがバーレーンで開幕。2022年はレギュレーションがかつてないほど大がかりに変わり、まさにF1新時代の幕開けとなった。

この大変革の最大のテーマは、レースのしやすさ、すなわち“レーサビリティーの向上”だ。エアロダイナミクスが進化しすぎ、前車の乱気流が後続車に影響し、レースの根幹をなすオーバーテイクが困難になるという持病を抱えていたF1は、40年前に禁止した、いにしえの技術である「グラウンド・エフェクト」を復活させることにした。

これは、飛行機が空を飛ぶ原理を逆手にとり、マシンのフロア下を「逆にした翼型」にして負圧を発生させ、地面に吸い付かせる技術である。ダウンフォースの主な発生場所がアンダーフロアに移ったことで、マシン表面の空気の流れが多少乱れても、前車の後ろを走りやすくしたというのが眼目である。

また、前後ウイングなどの表面上の空力パーツはよりシンプルなものとなり、新たに18インチホイールやロープロファイルタイヤ、ホイールカバーを採用。マシンの見た目も一新された。これらにかかる費用についても、昨季より導入されたコスト制限ルール下で開発を行わなければならないため、各陣営ともあらゆる面で新しいアプローチを求められつつニューマシンをつくらなければならなかった。

2回目の冬のテストで、サイドポッドを極限にまで小さくした「W13」を持ち込み注目を集めたメルセデス。2020年には革新的なステアリングシステム「DAS」を投入するなど、常にイノベーティブなアプローチでマシンを仕上げてくる常勝軍団だったが、今季型ではポーポシングを手なずける方法をまだ見つけられていない様子。ルイス・ハミルトン(写真)は、昨季くじかれた8冠への野望を再び胸に抱き心機一転で新シーズンに臨むも、開幕戦の予選では5位に沈み苦しいスタートとなった。レッドブル2台の脱落により3位の座が転がり込んだことで、ダメージ最小化が果たせたのは不幸中の幸い。今季ウィリアムズから移籍してきた期待の若手ジョージ・ラッセルは、ハミルトンに次ぐ4位でゴールした。(Photo=Mercedes)
2回目の冬のテストで、サイドポッドを極限にまで小さくした「W13」を持ち込み注目を集めたメルセデス。2020年には革新的なステアリングシステム「DAS」を投入するなど、常にイノベーティブなアプローチでマシンを仕上げてくる常勝軍団だったが、今季型ではポーポシングを手なずける方法をまだ見つけられていない様子。ルイス・ハミルトン(写真)は、昨季くじかれた8冠への野望を再び胸に抱き心機一転で新シーズンに臨むも、開幕戦の予選では5位に沈み苦しいスタートとなった。レッドブル2台の脱落により3位の座が転がり込んだことで、ダメージ最小化が果たせたのは不幸中の幸い。今季ウィリアムズから移籍してきた期待の若手ジョージ・ラッセルは、ハミルトンに次ぐ4位でゴールした。(Photo=Mercedes)拡大

メルセデス連覇に黄色信号? 好調レッドブル&フェラーリ

バルセロナとバーレーンで合計6日間行われた冬の合同テストでは、グラウンド・エフェクト・カーならではの問題である「ポーポシング」という独特の挙動に各チームが頭を悩ませていた。小刻みに上下に跳ねることから「バウンシング」とも呼ばれるこの現象に特に手を焼いていたのは、なんと8冠王者のメルセデス。ルイス・ハミルトンと新加入ジョージ・ラッセルは、サイドポッドを極限にまで小さくした新型「W13」のポテンシャルは認めつつも、跳ねるマシンとの格闘を余儀なくされていた。

一方、テストで好調だったのはチャンピオンナンバー1をつけるレッドブル「RB18」のマックス・フェルスタッペン。チーム2年目の僚友セルジオ・ペレスとともに安定したペースで周回を重ね、タイトル防衛に向けて準備万端といった様子だった。そして抜群の安定感を誇ったのはフェラーリで、シャルル・ルクレールとカルロス・サインツJr.がドライブする「F1-75」は、好タイムをマークしながらメルセデスをしのぐテスト最長距離を稼いだ。またアルファタウリで2年目を戦う角田裕毅も、終始落ち着きを失わず着々とテストプログラムをこなしていた。

グラウンド・エフェクト復活の年には、フロア下を制するものがシーズンを制す。頂点に立つのは、果たしてどこの誰なのか?

昨季王者のフェルスタッペン(写真)は、空力の奇才エイドリアン・ニューウェイが手がけたレッドブル「RB18」を駆り、“影のサポーター”となったホンダが手がけたRBPT(レッドブルパワートレインズ)のパワートレインでタイトル防衛を狙う。開幕戦は初日から快走し予選ではポール有力候補とみられていたが、Q3でマシンバランスが思うようにまとまらず2位。レースではルクレールから首位の座を奪おうとするも攻略できず、残り3周でメカニカルトラブルによりピットイン、19位完走扱いとなった。チームメイトのセルジオ・ペレスは、予選4位からファイナルラップでマシンストップし18位と、レッドブルは悪夢のような開幕戦を終えた。チームでは、燃料ポンプに問題が起きたのではないかとみている。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
昨季王者のフェルスタッペン(写真)は、空力の奇才エイドリアン・ニューウェイが手がけたレッドブル「RB18」を駆り、“影のサポーター”となったホンダが手がけたRBPT(レッドブルパワートレインズ)のパワートレインでタイトル防衛を狙う。開幕戦は初日から快走し予選ではポール有力候補とみられていたが、Q3でマシンバランスが思うようにまとまらず2位。レースではルクレールから首位の座を奪おうとするも攻略できず、残り3周でメカニカルトラブルによりピットイン、19位完走扱いとなった。チームメイトのセルジオ・ペレスは、予選4位からファイナルラップでマシンストップし18位と、レッドブルは悪夢のような開幕戦を終えた。チームでは、燃料ポンプに問題が起きたのではないかとみている。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)拡大

フェラーリ大躍進、王者を倒しルクレールが僅差でポール

テストでははっきりしなかった今季の勢力図が、初戦の予選でクリアになり始めた。全20台出走のQ1ではフェラーリのルクレールが首位、15台に絞られたQ2ではレッドブルのフェルスタッペンが最速と、フェラーリとレッドブルがリードする展開。そして迎えたトップ10グリッドを決めるQ3ではルクレールがトップとなり、24歳のモナコ人ドライバーが昨季アゼルバイジャンGP以来となる通算10回目のポールを奪った。

Q3でバランスを崩したフェルスタッペンは0.123秒届かず2位、サインツJr.はそこからわずか0.006秒遅れの3位と、0.129秒内にトップ3がひしめく接近戦。ポールから0.363秒とやや間をあけてレッドブルのペレスが4位につけ、フェラーリとレッドブルがトップ4に交互に並んだ。

メルセデス勢はといえば、ルクレールから0.680秒差でハミルトンが5位、ラッセルは9位と苦しい状況を反映したグリッドに。昨年までハミルトンのチームメイトだったバルテリ・ボッタスは、移籍先のアルファ・ロメオで堂々6位につけ、さらにハースで急きょカムバックが決まったケビン・マグヌッセンが驚きの7位に入り、フェラーリのパワーユニットを搭載したチームが軒並み上位に顔を出すという予選結果になった。

アルピーヌのフェルナンド・アロンソ8位、そしてアルファタウリのピエール・ガスリーは10位からのスタート。角田は、予選目前のプラクティスで油圧系トラブルに見舞われ出走時間を失ったことが響き、Q1落ちで16位となった。

ロシアのウクライナ侵攻の影響をもろに受けたのが、アメリカに本拠を置くハースだ。ロシア企業ウラルカリとのスポンサー契約を解消し、その御曹司だったニキータ・マゼピンともたもとを分かつ決断を下さなければならず、急きょ、2020年まで4年間在籍したケビン・マグヌッセン(写真)を呼び戻すかたちとなった。コース外でドタバタが続いたが、昨季1年間をまるまる2022年型「VF-22」の開発に充てた同チームだけあってニューマシンは上々の出来。フェラーリの力強くなったパワーユニットのおかげもあり、開幕戦の予選ではマグヌッセンが7番グリッドから5位入賞、ミック・シューマッハーも12位から入賞圏目前の11位完走を果たし、幸先の良い結果を残した。(Photo=Haas)
ロシアのウクライナ侵攻の影響をもろに受けたのが、アメリカに本拠を置くハースだ。ロシア企業ウラルカリとのスポンサー契約を解消し、その御曹司だったニキータ・マゼピンともたもとを分かつ決断を下さなければならず、急きょ、2020年まで4年間在籍したケビン・マグヌッセン(写真)を呼び戻すかたちとなった。コース外でドタバタが続いたが、昨季1年間をまるまる2022年型「VF-22」の開発に充てた同チームだけあってニューマシンは上々の出来。フェラーリの力強くなったパワーユニットのおかげもあり、開幕戦の予選ではマグヌッセンが7番グリッドから5位入賞、ミック・シューマッハーも12位から入賞圏目前の11位完走を果たし、幸先の良い結果を残した。(Photo=Haas)拡大

ルクレールとフェルスタッペンが抜きつ抜かれつの攻防

57周レースのスタートでは、ルクレールがトップを守り、2位フェルスタッペン、3位サインツJr.。そして、4位にハミルトン、5位にマグヌッセンと、それぞれポジションアップ。その一方でペレスは6位にダウンした。

10周目、先頭のルクレールのリードは3秒まで開き、トラクション不足を訴える2位フェルスタッペンは少しずつ置いていかれる。状況を打開するためにレッドブルは15周目にフェルスタッペンをピットに呼び、ソフトタイヤからソフトタイヤへと交換。同じタイミングで3位サインツJr.もソフトに履き替え、また翌周にはルクレールもその動きにならった。

ルクレールは、フェルスタッペンの鼻先をギリギリ抑えるかたちでコースに戻り、トップ2台は急接近。ここから優勝を賭けた抜きつ抜かれつの攻防が繰り広げられることになる。次のメインストレートでフェルスタッペンが火花を散らしながらトップ奪取に成功するも、すかさずルクレールが奪還。2台のオーバーテイクの応酬はコース各所で見られ、観客は大いに盛り上がった。

しかし、ルクレールが首位の座を明け渡すことはついぞなく、フェルスタッペンは再び3秒までギャップを広げられてしまった。予選での“一発の速さ”だけでなく、ロングランでもフェラーリがライバルをしのいでいたことが、徐々に明らかになってきた。

昨季に続きアルファタウリでF1でのキャリア2年目を迎えた角田裕毅(写真)。テストでは新型「AT03」で着々とプログラムをこなし、ルーキーシーズンにはなかった落ち着きをもって新シーズンを迎えたのだが、開幕戦バーレーンGPではプラクティス中に油圧系にトラブルが起き走行時間が削られ、予選ではQ1落ちの16位とつまずいてしまう。しかし、スタートで12位にジャンプアップすると、その後は入賞圏内で周回。セーフティーカー前にピットストップしたことで後退を余儀なくされるも、再スタート後に見事に順位を挽回し、最終的には8位でゴール、2年連続で開幕戦入賞を果たすことになった。チームメイトのピエール・ガスリーは、予選10位から8位走行中にマシンが出火しリタイア。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
昨季に続きアルファタウリでF1でのキャリア2年目を迎えた角田裕毅(写真)。テストでは新型「AT03」で着々とプログラムをこなし、ルーキーシーズンにはなかった落ち着きをもって新シーズンを迎えたのだが、開幕戦バーレーンGPではプラクティス中に油圧系にトラブルが起き走行時間が削られ、予選ではQ1落ちの16位とつまずいてしまう。しかし、スタートで12位にジャンプアップすると、その後は入賞圏内で周回。セーフティーカー前にピットストップしたことで後退を余儀なくされるも、再スタート後に見事に順位を挽回し、最終的には8位でゴール、2年連続で開幕戦入賞を果たすことになった。チームメイトのピエール・ガスリーは、予選10位から8位走行中にマシンが出火しリタイア。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)拡大
中国人初のF1フルタイムドライバーであり、今季唯一のルーキーでもあるアルファ・ロメオのジョウ・グアンユー(写真)。2021年のFIA F2でランキング3位となった実力の持ち主である。テストでは細かなトラブルが連発し、なかなか走り込めなかったが、開幕戦の予選ではQ2進出を果たし15位。レースでも落ち着いた走りで10位に入り、デビュー戦を入賞で飾った。メルセデスから移籍したバルテリ・ボッタスは、予選でハミルトンの横に並ぶ6位に入る活躍をみせ、今季型「C42」の秘めたるポテンシャルを示した。スタートではポイント圏外まで後退したが、見事にポジションを回復させて6位フィニッシュ。(Photo=Alfa Romeo Racing)
中国人初のF1フルタイムドライバーであり、今季唯一のルーキーでもあるアルファ・ロメオのジョウ・グアンユー(写真)。2021年のFIA F2でランキング3位となった実力の持ち主である。テストでは細かなトラブルが連発し、なかなか走り込めなかったが、開幕戦の予選ではQ2進出を果たし15位。レースでも落ち着いた走りで10位に入り、デビュー戦を入賞で飾った。メルセデスから移籍したバルテリ・ボッタスは、予選でハミルトンの横に並ぶ6位に入る活躍をみせ、今季型「C42」の秘めたるポテンシャルを示した。スタートではポイント圏外まで後退したが、見事にポジションを回復させて6位フィニッシュ。(Photo=Alfa Romeo Racing)拡大

レッドブルまさかの脱落 フェラーリ1-2&ハミルトン3位

31周目、4秒遅れだったフェルスタッペンが2度目のタイヤ交換でミディアムを装着。それに対抗してルクレールもミディアムを履き、ギャップは1秒台まで縮まったものの、フェラーリのほうが常に速く、ルクレールのリードは広がるばかりだった。

44周目、フェルスタッペンはペレスとともに3度目のピットストップに踏み切る。これにフェラーリが反応し、サインツJr.に新たなタイヤセットを与えた直後、8位走行中のガスリーのマシンがコース脇で炎を上げ止まったことでバーチャルセーフティーカーが出た。消火の具合をみてセーフティーカーに切り替わると、これを機にルクレールは3度目のタイヤ交換を済ませた。

レース終盤、レッドブルに暗い影が忍び寄ってくる。2位フェルスタッペンが「ステアリングが重い」とチームに訴え始めたのだ。チーム側は問題なしとしたものの、51周目にレースが再開すると、フェルスタッペンはサインツJr.に2位の座を脅かされるようになり、程なくして赤いマシンに先を越されてしまった。

残り3周となった時点で、フェルスタッペンのマシンは失速しながらピットへ。チームメイトの脱落で3位に上がったペレスも、時を同じくしてパワーダウンに見舞われ、ファイナルラップのターン1で駆動力を失いスピン。レッドブルは2台そろってノーポイントで終わるという悪夢のような開幕戦を終えた。

反対に、夢のような初戦となったのはフェラーリだ。ルクレールは、フェルスタッペンのアタックにも負けずポールから完勝し、さらにはファステストラップまで記録してチェッカードフラッグをくぐり抜けた。そしてサインツJr.も5.5秒後にキャリアベストタイの2位でゴール。最古参チームであるフェラーリは、その長い歴史で2番目に長かった45戦勝利なしという記録にピリオドを打ち、高らかに復活を告げたのだった。

さらに、5位と6位からなかなか抜け出せなかったメルセデスは、レッドブルがいなくなったことでハミルトン3位表彰台、ラッセル4位と、予想以上の好成績でレースを締めくくることができた。

1戦だけの結果で今シーズンの勢力図が定まったわけではないが、どうやら今年の跳ね馬は、タイトルを期待できるポテンシャルを持っていそうだといえるのではないだろうか。

ロシアGPが急きょキャンセルされたことで1戦減り、今のところ全22戦が予定されている2022年のF1。第2戦サウジアラビアGP決勝は、3月27日に行われる。

(文=bg)

関連キーワード:
F1 2022, モータースポーツ, 自動車ニュース