名車「スポーツスター」のスタイルを受け継ぐハーレー「ナイトスター」がデビュー

2022.04.14 自動車ニュース webCG 編集部
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ハーレーダビッドソン・ナイトスター(※写真はすべて米国仕様車)
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ハーレーダビッドソン ジャパンは2022年4月13日、「スポーツ」シリーズの新型車「ハーレーダビッドソン・ナイトスター」の国内予約販売を開始した。

「ナイトスター」は最大トルク95N・mを発生する975ccエンジンを搭載する。
「ナイトスター」は最大トルク95N・mを発生する975ccエンジンを搭載する。拡大
リアのツインショックやシングルシートが往年の「スポーツスター」を想起させる。
リアのツインショックやシングルシートが往年の「スポーツスター」を想起させる。拡大
マルチファンクションLCDディスプレイ付きのスピードメーター。
マルチファンクションLCDディスプレイ付きのスピードメーター。拡大
燃料タンクはシート下に配置されている。
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日本仕様車の車体色は全3色。
日本仕様車の車体色は全3色。拡大

ナイトスターは、往年の名車「スポーツスター」を思わせるシルエットが特徴のニューモデル。先行発売された新世代スポーツスターこと「スポーツスターS」には、最大トルク125N・mを発生する1252ccの水冷V型2気筒エンジン「Revolution Max(レボリューションマックス)」が搭載されているのに対し、ナイトスターには、975ccとより排気量の小さな水冷V型2気筒「Revolution Max 975T」エンジンが採用されている。

このエンジンは、幅広いパワーバンドとフラットなトルク特性を有し(最大トルクは95N・m)、力強い加速力と中速域における豊かなパワー感が長所とされている。車体重量は、ハーレーとしては軽量な221kg。走行モードは、ダイレクトな走りを実現する「スポーツモード」のほか、日常での使用に適したバランス重視の「ロードモード」、荒天時などの安全性に配慮した「レインモード」の3種類から選べる。

一方、エンジンにバランサーを内蔵し振動を低減させている点や、70.5cmという低めのシート高がもたらす快適性もセリングポイントのひとつ。ABSやコーナリングトラクションコントロールシステムといった安全装備も標準で備わる。

デザインのうえでは、ツインリアショックで構成されるスポーツスター伝統のスタイリングを継承しつつ、ミッドフットコントロールとローライズしたハンドルバーからなるライディングフォームを実現。丸型エアインテークカバー、ソロシート、チョップドフェンダー、マルチファンクションLCDディスプレイ付きのスピードメーターなども特徴となっている。

価格は、車体色が「ビビッドブラック」のモデルが188万8700円で、「ガンシップグレー」および「レッドラインレッド」のモデルが191万9500円。

国内におけるデリバリーの開始時期は、2022年5月以降になる見込み。

(webCG)

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