「日産キックス」がマイナーチェンジ 待望の4WDモデル登場

2022.07.19 自動車ニュース webCG 編集部
日産キックスX
日産キックスX拡大

日産自動車は2022年7月19日、SUV「キックス」をマイナーチェンジし、販売を開始した。

4WDモデルのリアモーターは最高出力68PSを発生する。
4WDモデルのリアモーターは最高出力68PSを発生する。拡大
「ツートーンインテリアエディション」に追加設定されたベージュ内装。
「ツートーンインテリアエディション」に追加設定されたベージュ内装。拡大
新グレードの「スタイルエディション」はブラウン基調のインテリアなどシックな装いが特徴だ。
新グレードの「スタイルエディション」はブラウン基調のインテリアなどシックな装いが特徴だ。拡大

今回は日産のシリーズハイブリッド「e-POWER」を第2世代へと進化させて搭載するとともに、新たに4WDモデルを追加。さらに特別な内装の新グレード「スタイルエディション」を追加設定している。

第2世代のe-POWERは発電用1.2リッター直3エンジンの出力を82PSに、前輪駆動用モーターの出力を136PSにそれぞれ強化。低速走行時のエンジン始動頻度の低減によって静粛性を向上させたほか、アクセル操作だけで加減速をコントロールできる「eペダルステップ」をより滑らかに操作できるようにした。また、スポーツやエコモード選択時にもBレンジが選択できるようにしたことで、下り坂などの場面でも強い減速が得られるようにしている。WLTCモードの燃費値は従来型よりも6.4%良好な23.0km/リッター。

4WDモデルはリアアクスルに最高出力68PSのモーターを搭載。悪路や雪道だけでなく、ワインディングロードなどでも思いのままのコーナリングが可能になるという。WLTCモードの燃費は19.2km/リッター。

装備面では「インテリジェントアラウンドビューモニター」や「インテリジェントルームミラー」などの先進装備を上位グレードに標準化。「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」は全グレードに標準装備となった。

内装ではセンターコンソールとシフトセレクターのデザインを一新。「ツートーンインテリアエディション」の内装色には既存の「オレンジタン」に加えて新たに「ベージュ」を設定した。

新グレードのスタイルエディションは落ち着きのある深いブラウンを基調とする内装とダーククローム調のグリルフィニッシャーなどが特徴で、内外装ともにシックな装いとなっている。

キックスのラインナップと価格は以下のとおり。
【FF車】

  • X:279万8400円
  • Xツートーンインテリアエディション:290万8400円
  • Xスタイルエディション:301万8400円

【4WD車】

  • X FOUR:306万1300円
  • X FOURツートーンインテリアエディション:317万1300円
  • X FOURスタイルエディション:328万1300円

(webCG)

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