「アルピーヌA110」に往年のラリー車をモチーフにした限定車「ツール・ド・コルス75」登場

2022.07.13 自動車ニュース webCG 編集部
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アルピーヌ・ジャポンは2022年7月12日、スポーツカー「A110」の限定モデル「ツール・ド・コルス75」を日本に導入すると発表した。

アルピーヌA110ツール・ド・コルス75は、1975年のラリー ツール・ド・コルスに参戦した初代アルピーヌA110を模したカラーリングを特徴とする、特別仕様車である。

俊敏性と快適性をバランスさせ、正確なハンドリングを追求したというアルピーヌシャシーと300PSの高出力エンジンの組み合わせは「A110 GT」と共通で、外装には「ジョントゥルヌソル」と「ノワールプロフォンM」の専用ツートンカラー、専用デカール、ブリリアントホワイトのグランプリホイールなどを採用している。

コルシカ島で行われるラリー ツール・ド・コルスは、初開催が1956年という伝統あるラリーで、「1万のコーナーを持つラリー」と言われるほど延々とコーナーが続くコースが特徴となっている。

先代アルピーヌA110は、このラリーで1968年、1970年、1972年、1973年と、4度に合わたり優勝。1975年も2位入賞を果たしており、このときのマシンに施されたイエローのカラーリングは、後にルマン24時間レースで優勝した「A442B」や、最初のF1マシン「RS01」に引き継がれ、アルピーヌとルノーのモータースポーツ活動を象徴する重要なカラーリングとなったとされている。

A110ツール・ド・コルス75の価格や導入時期などについては、後日発表されるという。

(webCG)

アルピーヌA110ツール・ド・コルス75
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