ホンダがフル電動SUVのデザインスタディー「アキュラ・プレシジョンEVコンセプト」を発表

2022.08.19 自動車ニュース webCG 編集部
【webCG】クルマを高く手軽に売りたいですか? 車一括査定サービスのおすすめランキングを紹介!
アキュラ・プレシジョンEVコンセプト
アキュラ・プレシジョンEVコンセプト拡大

ホンダの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは2022年8月18日(現地時間)、アキュラブランドの新たなコンセプトモデル「Precision EV Concept(プレシジョンEVコンセプト)」を発表した。

五角形グリルを中心にワイドなスタンスが表現されている。
五角形グリルを中心にワイドなスタンスが表現されている。拡大
23インチの大径アルミホイールが装着される。
23インチの大径アルミホイールが装着される。拡大
操縦かん型のステアリングホイールが目を引くインテリア。
操縦かん型のステアリングホイールが目を引くインテリア。拡大
「スピリチュアルラウンジモード」選択時の車内。フロアやセンターコンソールなどに、まるで水中にいるかのようなアニメーションが表示される。
「スピリチュアルラウンジモード」選択時の車内。フロアやセンターコンソールなどに、まるで水中にいるかのようなアニメーションが表示される。拡大
 
ホンダがフル電動SUVのデザインスタディー「アキュラ・プレシジョンEVコンセプト」を発表の画像拡大

アキュラ・プレシジョンEVコンセプトは、電動化時代におけるアキュラ車の方向性を示すデザインスタディー。そのエクステリアは、イタリアの高級パワーボートが持つエレガンスや芸術性、フォルムと機能の調和などにインスパイアされたものだという。

車体色は「ダブル・アペックス・ブルー」と名づけられたマットカラーで、「パーティクルグリッチ」と呼ばれる車体前後のライティング、ダイヤモンドペンタゴングリル、シャープなキャラクターラインなどが特徴とされている。

操縦かん型のステアリングホイールが据えられるインテリアは、F1マシンのコックピットを意識したもの。100%バイオマスレザーや、リサイクルされたアクリルやアルミなど、環境に配慮した素材が採用されている。「インスティンクティブ・ドライブ・モード」を選ぶと赤いアンビエントライトとパイプライトが運転中の気分を高揚させ、「スピリチュアルラウンジモード」ではステアリングホイールを格納したうえで「水中アニメーションプロジェクション」を表示し充電中の乗員をリラックスさせるといったギミックも用意される。

ホンダはまた、このデザインスタディーを反映した最初の市販EVを2024年に市場投入することと、その名が「ZDX」「ZDXタイプS」になること、これらのモデルがゼネラルモーターズの次世代バッテリー「アルティウム」を搭載するグローバルアーキテクチャーをベースとすることなどを明らかにしている。

(webCG)

関連キーワード:
ホンダ, 自動車ニュース