トヨタ、GRMNとG'sで新コンセプトカー発表【東京オートサロン2011】
2011.01.15 自動車ニュース【東京オートサロン2011】トヨタ、GRMNとG'sの新たなコンセプトカーを出展
トヨタ自動車はカスタムカーの祭典「東京オートサロン2011 with NAPAC」に、“GAZOO Racing tuned by MN(GRMN)”や“G Sports”のコンセプトカー3台をはじめとする17台の車両を出展した。
■GRMNの最新作はレース仕様の「iQ」
「GAZOO Racing」とは、ニュルブルクリンク24時間耐久レースへの参戦などを通じて、「走りの味」や「クルマの楽しさ」を追求するトヨタのプロジェクトのこと。その成果によって作られたクルマには「GRMN」ブランドが冠され、2009年8月に100台限定で販売された「iQ GRMN」は、わずか1週間で完売するほどの人気を博した。
そんなGRMNシリーズの今回の見どころは、「iQ GRMN」をベースとしてレース仕様に仕立てられた「GRMN iQ Racing Concept」である。スーパーチャージャーが装着された1.3リッターエンジンは出力がベース車両の20〜30%増しに設定され、それを受け止める足まわりはスプリングとショックアブソーバーが強化されているほか、トレッドが大幅に拡大されている。
なお、昨年出展された「iQ+Supercharger Concept」とはノーズのデザインだけでなく、室内にロールケージが加わっている点が異なっている。
■早くも新型「ヴィッツ」ベースのG'sが登場
一方、トヨタが「GAZOO Racing」で追求してきたテーマを、より幅広いユーザーに手ごろな価格で提供するスポーツコンバージョン車シリーズ「G SPORTS」(通称「G's(ジーズ)」)では、「プリウス」のほか早くも新型「ヴィッツ」が題材に選ばれ、参考出品された。すでに市販されている「ノア/ヴォクシーG's」と同様に、溶接の追加によってボディが補強され、ローダウンサスペンション(2台ともマイナス15mm)や17インチホイールが採用されている。
その他、ベース車両から約300kgもの軽量化が施された「レクサス IS F CCS-R」や、スーパーチャージャーによって動力性能が高められた「TRD オーリス GT コンセプト」などが注目を浴びていた。
(webCG 竹下)
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