KINTOが「トヨタ86」のリフレッシュサービスの提供をスタート
2023.07.13 自動車ニュース![]() |
トヨタ車とレクサス車のサブスクリプションサービスを手がけるKINTOは2023年7月12日、スポーツカー「トヨタ86」のリフレッシュサービス「86 REFRESH SERVICE」と、先代「アルファード/ヴェルファイア」の電動スライドドアの利便性を高めるソフトウエアアップデートを発表。サービスの提供を開始した。
エンジンや足まわりなど5つのコースを用意
KINTOはトヨタと共同でクルマのリフォームやアップグレード、パーソナライズなどを行うサービス「KINTO FACTORY」を展開しており、対象はサブスクリプションサービスの契約車両だけでなく、通常の購入方法で手に入れた車両への施工も受け付けている。
今回発表された2つのサービスもKINTO FACTORYで提供されるもので、86 REFRESH SERVICEでは、エンジンや足まわりなど、施工箇所ごとに5つのコースを用意している。
対象となるのは2012年~2016年生産分のトヨタ86で、購入時の新車・中古車の区分は問わない。まずは東京(GR Garage東京三鷹、東京北池袋、東京蒲田、東京深川)、大阪(GR Garage新大阪)、愛知(GR Garage高辻、鳴海)、静岡(GR Garage袋井)の一部の店舗からスタートとなるが、将来的には全国での展開を目指すとしている。
各コースのサービス内容と価格は以下のとおり。
- エンジンリフレッシュコース(エンジン内部清掃、点火系部品の交換):12万1000円
- マウントゴムリフレッシュコース(エンジンマウント、ミッションマウント、デフマウント、マフラークッションの交換):9万9000円
- 足まわりゴムブッシュリフレッシュコース(アッパーサポート、ロアアームなどの交換):12万2100円
- ショックアブソーバーリフレッシュコース(ショックアブソーバーの交換):16万3900円
- ブレーキリフレッシュコース(ブレーキキャリパーのオーバーホール、ローターとパッドの交換):12万5400円
顧客の要望に応えるアップデートプログラム
一方、先代アルファード/ヴェルファイア向けに提供されるのは、パワースライドドアの開閉速度を従来比で約20%速めるソフトウエアアップグレードである。
これは「荷物を多く手に持っているときや雨天の際に、もっと速く開くことはできないか」「子供を連れて出かけるときにもっと速く閉めることが可能ならスムーズに出発できるのに」といった、顧客からの要望に応えて設定されたもので、2015年1月から2023年6月の間に購入、ないしサブスクリプションサービスで契約した車両の双方が対象となっている。
施工対応エリアは東京、埼玉、千葉、静岡、愛知、大阪、福岡。価格は両側のドアの施工で1万9800円、片側のドアみの施工で1万4300円となっている。
(webCG)