新型ミツオカ・ガリュー、ティアナを元に誕生
2010.11.11 自動車ニュース「ミツオカ・ガリュー」、「日産ティアナ」をベースにフルモデルチェンジ
光岡自動車は、フラッグシップセダン「我流(ガリュー)」をフルモデルチェンジし、2010年11月12日に発売する。
「ミツオカ・ガリュー」は、日産自動車のセダンをベースに、ミツオカがクラシカルなボディを架装したコンプリートカーだ。
そのベースモデルは、これまで日産の“先代”「フーガ」だったが、今回のフルモデルチェンジで「ティアナ」にスイッチ。2009年11月にデビューした現行型「フーガ」は採用されなかった。同社によれば、「現行型『フーガ』はエクステリアが凹凸に富んでおり、クラシカルな『ガリュー』をかたちづくるにはそぐわなかった」とのこと。コスト上の課題もあったという。
そんな新型「ガリュー」のボディサイズは、全長×全幅×全高=4980×1795×1475mm。ベースモデルの「日産ティアナ」より130mm長いものの、先代「ガリュー」に比べれば、スリーサイズはわずかに(10〜30mm)小さい程度だ。
デザインは、従来の「ガリュー」イメージを踏襲するもので、鼻先にはロールス・ロイスを思わせる大きなメッキグリルが、その両側には丸型のヘッドランプが備わる。
インテリアはバッジ以外、ベースの「ティアナ」と全く同一。
機関類もベースモデルと同じもので、FFの3.5リッターV6モデルを頂点に、2.5リッターV6(FF車)、2.5リッター直4(4WD車)がラインナップする。
価格は、368万円から528万4000円まで。なお、「日産フーガ」をベースとした先代「ガリュー」は今年の春先で完売しており、併売はされない。
(webCG 関)