ホンダ・フリードe:HEVクロスター(前編)
2024.10.13 思考するドライバー 山野哲也の“目” レーシングドライバー山野哲也が新型「ホンダ・フリード」に試乗。レジェンドドライバーにミニバン? と思われるかもしれないが、意外にもその走りに対する山野の評価は高い。前編ではシャシー性能について語ってもらおう。ワインディングロードで走りが一変
スタッフとの待ち合わせ場所から、街なかを通って箱根のワインディングロードに到着したレーシングドライバーの山野哲也。怪訝(けげん)な顔をしてホンダ・フリードから降りてくるや、タイヤを詳細にチェックして「なるほど、こういうことですか!」と声を上げる。
ニッポンのジムカーナマイスターとして知られる山野だから、装着タイヤが最重要のチェック項目なのは当たり前だが、しかし特に“走り”を前面に押し出したクルマでもないのに、この納得具合。「どういうことなのだろう」と興味津々のスタッフが山野の周りに集まってくる。
webCG:何か気になったことでも?
山野:実はフリードで街なかを走り始めたときに、「ボディーやサスペンションがタイヤに負けているな」と思ったのです。乗り心地がゴツゴツして、ちょっとウルサイ。
今回のテスト車は、ホンダのコンパクトミニバン、フリードの、ハイブリッドモデルにしてちょっぴりアウトドアテイストを利かせた「e:HEVクロスター」(FF/5人乗り/316万2500円)。足元にはグッドイヤーの「エフィシェントグリップ パフォーマンス2」を履いている。クロスター専用のアルミホイールがおごられるが、サイズは前後とも185/65R15と標準のままだ。
山野:ところが、山岳路に入るとハンドリングがメッチャいい! 「ここに合わせてチューニングしたのか!?」と思わせるほどです。
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