新エンジンを搭載した「インディアン・チーフテン/ロードマスター」が登場
2025.01.28 自動車ニュース![]() |
ポラリス ジャパンは2025年1月27日、新エンジン「パワープラス112」を搭載した「インディアン・チーフテン/ロードマスター」の2025年モデルを発表した。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
充実したライディングアシストシステムにも注目
チーフテンとロードマスターはインディアンモーターサイクルがラインナップする大排気量のクルーザーモデルであり、空冷の「サンダーストローク」エンジンと、水冷の「パワープラス」エンジンを搭載した仕様が用意されている。
今回、チーフテンとロードマスターへの搭載が発表されたパワープラス112は、SOHC 4バルブの動弁機構を持つ水冷V型2気筒エンジン、パワープラスシリーズの新バージョンにあたり、レース活動などを通して2年をかけて開発。両モデルに加え、よりモダンなスタイリングの「チャレンジャー」や「パースート」へも搭載される。既存の「パワープラス108」(1768cc)から1834ccまで排気量を拡大することで、より安定して持続的にパワーを発揮できるパフォーマンスと、瞬時に加速するレスポンスを実現しているという。最高出力は126HP、最大トルクは181.4N・mだ。
また新しいLEDヘッドランプも2025年モデルのチーフテン/ロードマスターの特徴で、デイタイムランニングランプを中心に各機能をシームレスに統合することで、フロントエンドに洗練された印象を与えているという。
ライディングアシスト機能の拡充も図っており、停車時に最大3分にわたりブレーキを保持する「バイク・ホールド・コントロール」や、前後ブレーキの制動力を自動で最適化する「エレクトロニック・コンバインド・ブレーキシステム」、自車後方の死角を監視する「ブラインドスポット・ワーニング」、後方車両の過度な接近を知らせる「テールゲート・ワーニング」、衝突の可能性を検出すると、リアランプで後方接近車両に警告を発する「リア・コリジョン・ワーニング」等が採用される。
さらに、車両のリーンアングルも計算してABSやトラクションコントロールを統合制御する、「ダイナミック・トラクション・コントロール」や「コーナリング・コントロール付きABS」「ドラッグトルク・コントロール」なども搭載されている。
このほかの装備も充実しており、携帯端末との連携機能を備えた大型のタッチスクリーンや、ステッチ入りの温熱/冷感機能付きシート、グリップヒーターなどを採用。一部のモデルには電子調整式リアサスペンションプリロードシステムも搭載される。またリモートロック式のサドルバッグ等も用意されており、チーフテン(およびチャレンジャー)では68リッター以上、ロードマスター(およびパースート)では140リッター以上のストレージスペースを確保しているという。
チーフテンとロードマスターを含む、パワープラス112エンジン搭載モデルの価格は以下のとおり。
- チーフテン パワープラス リミテッド:453万~458万円
- チーフテン パワープラス ダークホース:453万~458万円
- ロードマスター パワープラス リミテッド:523万~531万円
- ロードマスター パワープラス ダークホース:523万~531万円
- チャレンジャー リミテッド:453万~461万円
- チャレンジャー ダークホース:453万~461万円
- パースート リミテッド:523万~531万円
- パースート ダークホース:523万~531万円
(webCG)