ベントレーがフル電動のコンセプトモデル「EXP 15」を世界初公開

2025.07.09 自動車ニュース webCG 編集部
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ベントレーEXP 15
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英ベントレーモーターズは2025年7月8日(現地時間)、新たなコンセプトモデル「EXP 15」を世界初公開した。

「EXP 15」は、1930年に登場した3シーター「ベントレー・スピード シックス」から着想を得て開発された。
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ベントレーがフル電動のコンセプトモデル「EXP 15」を世界初公開の画像拡大
 
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EXP 15は、ベントレーの伝統的なモデルから着想を得ながら未来を再構築し、過去と未来をつなぐ同ブランドのビジョンを体現するとうたわれるコンセプトモデル。1930年に登場した3シーター「ベントレー・スピード シックス」から着想を得て開発された。販売を前提としないモデルではあるものの、ブランド初の100%電気自動車に向けたデザインの進化を示す重要なステップと位置づけられている。

ボディータイプは3ドアのハッチバックで、スピード シックスに通じるユニークな3シートレイアウトを採用。乗客のリラクゼーションに配慮するとともに、パッセンジャーシートの前方には手荷物やペット用のスペースも確保。リアのトランクルームは停車時にピクニックシートとして活用できる設計となっているなど、移動とレジャーをひとつの体験として楽しむことが可能となっている。

エクステリアでは、フロントの両サイドに配置されたスリムな4本のストリップライトや、大きなコの字を描くリアランプ、ルーフ後端から展開する2つのアクティブスポイラー、車体下部のアクティブエアロディフューザーなどが特徴。

ベントレーならではの美意識を反映したというインテリアは、従来のベントレー車を思わせる“ウイングをイメージしたダッシュボードデザイン”を採用。物理スイッチとデジタルインターフェイスの融合もハイライトのひとつとなっており、細かな光源を計器の目盛りのように用いて情報を伝える「メカニカル マーベル」と名づけられたアイテムが装着されている。

想定されるパワートレインは、長い航続距離と高速充電性能を兼ね備えた、フル電動の四輪駆動。プラットフォームを含む詳細な仕様・スペックは明らかにされていない。

(webCG)

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