日本での開業75周年を記念した「ランドローバー・クラシックディフェンダー ワークスV8」の限定車「MUROMACHI EDITION(ムロマチエディション)」登場

2025.10.30 自動車ニュース webCG 編集部
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ランドローバー・クラシックディフェンダー ワークスV8ムロマチエディション
ランドローバー・クラシックディフェンダー ワークスV8ムロマチエディション拡大

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2025年10月29日、日本市場向けに設定された限定車「クラシックディフェンダー ワークスV8 MUROMACHI EDITION(ムロマチエディション)」を発表。同日、注文の受け付けを開始した。ショートボディー(2ドア)の「90」とロングボディー(4ドア)の「110」が各1台ずつ、計2台が販売される。

「クラシックディフェンダー ワークスV8ムロマチエディション」は、ショートボディーの「90」(写真右)とロングボディーの「110」(同左)が各1台ずつ、計2台設定される。
「クラシックディフェンダー ワークスV8ムロマチエディション」は、ショートボディーの「90」(写真右)とロングボディーの「110」(同左)が各1台ずつ、計2台設定される。拡大
クラシックディフェンダー ワークスV8ムロマチエディション(写真はソフトトップを上げた状態の「90」)
クラシックディフェンダー ワークスV8ムロマチエディション(写真はソフトトップを上げた状態の「90」)拡大
クラシックディフェンダー ワークスV8ムロマチエディション(写真はソフトトップを下げた状態の「90」。次写真も同じ)
クラシックディフェンダー ワークスV8ムロマチエディション(写真はソフトトップを下げた状態の「90」。次写真も同じ)拡大
 
日本での開業75周年を記念した「ランドローバー・クラシックディフェンダー ワークスV8」の限定車「MUROMACHI EDITION(ムロマチエディション)」登場の画像拡大

今回の限定車は、日本でランドローバーが事業展開を開始してから75周年を迎えることを記念して用意されたもの。1950年に「ランドローバー・シリーズI」を初めて輸入した日本エンジニアリングの所在地、東京・日本橋室町2丁目2番地にちなみ、ムロマチエディションの名が与えられている。

エクステリアにおけるポイントは、同モデル用に開発したという車体色「ムロマチヘリテージニュートラルグレイ」。バーミンガム最古の宝飾店がこのムロマチエディションのために制作した真ちゅうの各種バッジ類(「LAND ROVER」バッジ、「MUROMACHI」ロゴ、「WORKS V8」バッジ)も添えられる。

さらに、ボディー同色のヘリテージメッシュグリルや、ナルヴィックブラックのスチールホイール、ブラックアルマイト仕上げのエクステリアドアハンドル、ブラックの金具類も装着される。

インテリアの素材には、ブリッジ・オブ・ウィアー社の手になるチョコレートブラウンのセミアニリンレザーをチョイス。シルバーアルマイトのドアハンドルとサテンブラックのファブリックルーフフレームを合わせることで、時代を超越した日本の伝統芸術とデザインを表したとアピールされる。

90のルーフはソフトトップ仕様で、本格的なタイダウンとウェビングが備わる。サイドとリア部分を巻き上げてオープンエアドライビングを楽しむ際には、風雨から乗員が程度保護されるよう工夫されている。90のルーフはモヘアファブリックルーフで、110についてはブラックルーフとなる。

両モデルとも、パワーユニットはランドローバー純正の5リッターV8ガソリンエンジン(最高出力405PS、最大トルク515N・m)。8段のZF製オートマチックトランスミッションを組み合わせ、0-60マイル(およそ0-96km/h)の推定加速タイムは90が5.6秒、110が6.1秒と公表される。

なお、ムロマチエディションは程度の良い中古車をベースとしており、車両を分解した後、新しい部品を使用して新車と同じように組み立てられている。アイバッハ製カスタムスプリングとビルシュタイン製ダンパー、改良型アンチロールバー、再設計されたリサーキュレーティングボールステアリングシステム、改良型アルコン製ブレーキなど、総合的にアップグレードしたサスペンションシステムを搭載。一段と洗練されたドライブエクスペリエンスを提供するという。

価格は90、110ともに6400万円。

(webCG)

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