ボルボEX90ウルトラ ツインモーター パフォーマンス(前編)

2026.10.22 あの多田哲哉の自動車放談 多田 哲哉 多田哲哉さんが今回試乗したのは、ボルボの今後をうらなう本格的ソフトウエアディファインドビークルである「EX90」。トヨタ出身の車両開発者は、その仕上がりをどのように評価する?
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“つくり方”そのものが違う

欧州メーカーの多くが完全EV化のコミットメントを引っ込めるなか、ボルボも「2030年に完全EVブランド化」という目標に軌道修正は入ったものの、「2040年までに温室効果ガス排出ゼロ」の大目標はそのまま。最終的に完全EV化を目指す姿勢も変えてはいない。

EX90はそんなボルボの最新フラッグシップで、もちろんEV専用設計。5m超の全長、2m近い全幅、全高は1.7m台半ばという堂々たる体躯に7人分のシートを構える。総電力量106kWhという大きな電池で、一充電走行距離は685km(WLTCモード)だそうである。

今回に限っては、EX90を前日からじっくり試乗することができた多田さんである。撮影現場となったターンパイク箱根だけでなく、箱根周辺の国道や小田原市街も走ったそうだ。

そんな多田さんは「正直に言うと、日本で乗るにはちょっと大きいですね。しかも、重量は3t近いんですよね」と切り出した。

正確に言うと、今回の試乗車である「EX90ウルトラツインモーター パフォーマンス」の諸元上の車両重量は2710kg。同じく車両総重量は3095kgである。

「つい数年前にクルマが2t時代になったと騒いでいたら、あっという間に2.5t超が当たり前になってしまいました。3t時代の到来です(笑)」

 
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