「日産エクストレイル」に新グレード追加、装備見直しも
2009.12.09 自動車ニュース「日産エクストレイル」に新グレード追加、装備見直しも
日産自動車は2009年12月9日、SUV「エクストレイル」のグレード体系を見直し、あわせて一部装備を変更して発売した。
■シートヒーターが前後席に
今回、「Xtt」グレードが新設された。従来の上級グレード「X」をベースに、フォグランプと前後席シートヒーターを採用。さらに後席には、ヘッドレストの左右が倒れる「リアシートリラックスヘッドレスト」が新たに設定された。
4WD車では、アクセルペダルを離しても一定のスピードで走行を続ける「ASCD(オートスピードコントロール装置)」も標準装備となった。
同時にグレード体系の見直しも行われ、FF車ではベーシックな「S」、上級の「Xtt」の2グレード展開に変更。4WD車は、「S」(2リッターのみ)と「Xtt」(2と2.5リッター)に加えて、クリーンディーゼル搭載の「20GT」がラインナップする。
また、今回の変更を機に、内装色はブラックのみに改められた。
価格は205万8000円から299万2500円まで。
■スタイリッシュな特別仕様車
日産自動車の関連会社オーテックジャパンが手がける、「大人のための高級上質なオンロードSUV」をテーマとするカスタマイズモデル「アクシス」シリーズも、ベース車同様の変更をうけた。専用チューンドサスペンションやタワーバー、スポーツマフラーなどが装備される「アクシス パフォーマンススペック」もラインナップする。
さらに、特別仕様車「ドライビングギア」もベース車の仕様変更に合わせて継続される。同車は、「20S」をベースに、18インチアルミホイールやサイドガードモール、ルーフスポイラーなど、スタイリッシュなエクステリアパーツを装着したモデルである。インテリアにも本革巻きのステアリングホイール/シフトノブ、ジャージを用いたシート地などが備わる。価格は242万5500円。
(webCG 本諏訪)