■【コレはゼッタイ!】トヨタFT-86コンセプトそれでもエコでいてほしい
「クルマは見るより乗るほうが圧倒的に楽しい」という島下泰久がショー会場で注目したのは、トヨタがクルマとしての走りの楽しさを求めたという「FT-86コンセプト」だった。
■多分、買います
元祖ハチロク世代の中年も、とうふ店で知った若者も、みんなが注目する今回の東京の“スター・オブ・ザ・ショー”が「FT-86コンセプト」だろう。トヨタが企画とデザインを行い、開発と生産をスバルが担当する、全長4160mmというコンパクトサイズのFR(=フロントエンジン・リアドライブ)のスポーツカーだ。エンジンは水平対向2リッター直噴NA。「それがハチロクか?」という議論はあるが、間口の広い4座のパッケージングを含めて、多くの人がソソられるスペックなのは間違いない。
気がかりがあるとすれば、いわゆるエコカー的な要素が薄いところだ。相当頑張っているらしい軽量化だけでもホントは十分かもしれないけれど、時代の気分としてはいっそエンジンが1.3リッター直噴ターボだったり、アイドルストップ+αの簡易ハイブリッドだったりしてほしい。スポーツカーだからって別枠にせず、エコでかつ楽しい! と打ち出さないと、みな、買う動機づけが難しいのでは? 2011年に出てくるクルマが、それを外してはダメだ。
あとは名前。「ハチロク」は自然発生的につけられた愛称なので、自ら名乗るのは本当はナシで。僕としては「トヨタ・レビン」と「スバル・トレノ」にしてほしいけど……。スバルでも売るのかな?
冒頭の例で言えば前者の側、ドリキン世代(?)の僕はコレ多分、買います。でもあと2年待つなんて……長い!
(文=島下泰久)
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