スズキ・ジムニー ノマドFC(前編)

2026.10.04 ミスター・スバル 辰己英治の目利き 辰己 英治工藤 貴宏 「スズキ・ジムニー」初の5ドアモデル「ノマド」に、辰己英治さんが試乗! スズキが誇る小さなオフローダーは“ミスター・スバル”の目にどう映るのか? ラダーフレームに前後リジッドアクスルという、古式ゆかしきクロスカントリー車の走りをリポートする。
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実はジムニー史上初

世の中には「ありそうでなかったもの」が存在し、それはクルマにおいても例外ではない。そのひとつが“ジムニーの5ドア”だ。2025年の発売時は、瞬く間に長期のバックオーダーとなり、わずか5日で受注を休止。2026年になり、改良を加えるとともに体制を整えて再びオーダーの受け付けが開始された。

そんなジムニーの歴史上初めての5ドアモデルであるジムニー ノマドに、かつてスバルの実験部でクルマの味をつくり上げていた辰己英治さんは何を感じるだろうか。

――早速ですが、今回はジムニーのロング仕様ですね。ジムニーの歴史において、3ドアのロングやピックアップはあったものの、5ドアはこれまでなかったんです。意外ですね。ただ、ロングボディーとはいっても全長は4mを切るので、世間一般的な水準で言えばかなりコンパクトです。

辰己:エンジンの排気量は1.5リッターですか?

――そうです。 1.5リッターの自然吸気ですね。ところで辰己さん、ジムニーにはどんなイメージをお持ちですか。

辰己:ちっちゃいクルマだよね。それから乗っているオーナーも独特な客層だよなって。でもしっかり世界観があって、それが喜ばれている。以前は普通の人はあまり選ばないと思っていたジムニーですが、今はオフロードを走らない人も大勢が買っているようですね。

 
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