「クライスラー・イプシロン」が日本上陸
2012.11.16 自動車ニュースクライスラー、新型コンパクトの「イプシロン」を発売
フィアット クライスラー ジャパンは2012年11月15日、新型のコンパクトカー「クライスラー・イプシロン」を、12月15日に発売すると発表した。
「イプシロン」はクライスラー・ブランドにとって4年半ぶりに日本市場に投入する新型車。小型車ならではの実用性や経済性に加え、上質な内外装や充実した装備を併せ持つプレミアムコンパクトとうたわれる。同型車が同じフィアットグループのランチアから「ランチア・イプシロン」として販売されている。
ボディーサイズが全長×全幅×全高=3835×1675×1520mmの5ドアハッチバック車だが、リアドアのドアハンドルをガーニッシュに隠すことで、3ドアクーペのように見せている。ホイールはベーシックモデルの「ゴールド」が15インチ、上級モデルの「プラチナ」が16インチを履く。15インチには「イプシロン(Ypsilon)」の「Y」をモチーフにしたデザインが用いられる。
一方、クラス最大の広さをうたうインテリアでは、人の体の触れる部分にふんだんにソフト素材を採用。シートはベースグレードにはファブリック、上級グレードにはレザーとファブリックのコンビタイプが装着される。
エンジンは「ツインエア」と呼ばれる0.9リッターの2気筒ターボで、85ps/5500rpmと14.8kgm/1900rpmを発生。アイドリングストップ機構の「Start & Stopシステム」と相まって、JC08モードで19.3km/リッターという燃費性能も実現している。
価格は「ゴールド」が235万円、「プラチナ」が260万円。
(webCG)