ピレリとのコラボモデル「VWゴルフGTIピレリ」登場
2008.10.23 自動車ニュースピレリとのコラボモデル「VWゴルフGTIピレリ」登場
フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、ゴルフGTIをベースとする限定車「ゴルフGTIピレリ」を2008年10月31日に発売する。
■伊独共同のモディファイドGTI
「ゴルフGTIピレリ」は、イタリアのタイヤメーカー「ピレリ」と、フォルクスワーゲンのコラボレーションから生まれた、伊独共同の限定車だ。同モデルは、タイヤのみならず、ホイールやスポイラー類、さらにはエンジンや内装なども標準のGTIとは異なる。
エクステリアには、ピレリの「ロングP」(Pの字をかたどった意匠)を採り入れた18インチの専用アルミホイール、それに組み合わされるピレリの高性能スポーツタイヤ「P-Zero」、専用スポイラー、専用バッジが特別装備される。ボディカラーは、専用色のサンフラワー(黄色)とブラックの2色が選べる。
搭載される2リッター直噴ターボエンジンは、最高出力が30ps高められ、230psを発生。それに6段DSGが組み合わされる。
内装も大きな見どころのひとつ。シートバック表面に、まるでタイヤに踏みつけられたような独特の柄を採用。これはP-Zeroのタイヤパターンを模したもので、素材はマイクロファイバー製。それにレザーを組み合わせたコンビタイプのスポーツシートとした。さらに黄色いステッチを施すなど、手の込んだ造りとなっている。
ゴルフGTIピレリの販売台数は、1000台限定。価格は、特注塗装のサンフラワー(170台)が419万円、ブラック(730台)は405万円。いずれも4ドア、右ハンドルとなる。
(webCG 曽宮)