【Movie】「ランエボX」をサーキットで堪能! 〜「LANCER EVOLUTION X 体感MEETING」から
2008.02.18 自動車ニュース【Movie】「ランエボX」をサーキットで堪能! 〜「LANCER EVOLUTION X 体感MEETING」から
2008年2月16日、千葉県の茂原ツインサーキットで、「ランサーエボリューションX」の体験試乗会「LANCER EVOLUTION X 体感MEETING」が開かれた。
■模範的なランエボ使いになるために
メーカーが主催する、初の「ランエボX」体験試乗会――。青空のもと、会場となったサーキットには、100名あまりの参加者と新旧ランエボが並んだ。
ショートコースとはいえ、走りの舞台はサーキットだ。走行前には、みっちりと事前講義が開かれた。
講師役をつとめたレーシングドライバーの中谷明彦氏は、
「280ps規制がなくなり、400psクラスの国産車が登場するなど、ドライバーのモラルが問われるようになりました」「売りっぱなしはダメ。ポルシェやランボルギーニのようにメーカーがユーザーを指導するべき」「ランエボオーナーは、マナーのよいドライバーになって欲しいんです」と、イベントの意義を力説した。
続いては、新型マシンのドライビングレクチャー。当日使用したランエボは、どれも新開発の「ツインクラッチSST」仕様車で、ステアリングポストにはギアチェンジ用のパドル付き。「普段のハンドルさばきに加え、送りハンドルを積極的に使えばシフトしやすくなりますよ」などといったアドバイスが与えられた。
■コース内外でランエボを堪能
座学のあと、一同はコースへ。プロのドライブによる同乗走行でコース取りなど頭に入れたら、いよいよ本番だ。
ひとり1台ずつ、計12台のランエボXが連なって、コースイン。3周程度の短い試乗ではあったが、先頭を行く講師から無線でアドバイスを受けながら、かわるがわるハイパフォーマンスモデルの走りを味わった。
仕上げとして、中谷氏とラリードライバーの奴田原文雄氏によるデモランも披露された。迫力の走りで会場を湧かせたトップバッターの奴田原氏は、「ちょっと、ラリーっぽく振り回してみました」と茶目っ気たっぷり。ジャンケン大会を勝ち抜いたランエボファンも同乗し、降りてくるなり「まったく別次元の走りでした。楽しかった!」と興奮しきりだった。
コースを離れたところでは、ランエボXの開発者である一樂浩氏や後田祐一氏によるトークショーも開催。ボディサイズや空力など、“内部のひと”によるマニアックな話だけに、ファンは熱心に聞き入っていた。
なお当日は、この「エンジョイコース」だけでなく、講師陣が直接ドライビングを指導する定員30名の「ハイパフォーマンスコース」も用意された。
先の2月11には、大阪でも実施された「LANCER EVOLUTION X 体感MEETING」。今回の参加応募はあっという間に定員を超えてしまったとのことだが、ユーザーの反応次第では、今後の開催も検討するという。
(webCG 関)
中谷明彦氏&奴田原文雄氏のデモランを動画で!
多くの写真で「ランエボX」の走りを堪能!
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