■【コレはゼッタイ!】「三菱i MiEV SPORT」:可愛く、クールで、エコ楽しい!
【車両概要】
「三菱 i MiEV SPORT」は、軽自動車「i(アイ)」を祖とするスポーティな電気自動車。四輪を駆動して、コンパクトなアルミ製ボディを走らせる。
【出展車紹介】「三菱i MiEV SPORT」iベースのスポーティモデルはEVで実現か?
■ある意味「ランエボ」
エロカッコイイ、もとい、かわ(いい)カッコイイ。パッと見は、「小さなアウディTT?」といった印象だが、ボディのバランス感、見る者の心をくすぐる刺激に溢れている。
デザイン担当者は「社内的には、ネズミっぽい、と言われています」と表現した。そう、シッポがあるのだ。家庭用AC電源へ伸びるコードが、まるでネズミのシッポみたい。クルマ全体のメカニズムとしては、「i」をベースとした電気自動車であり、詳しく言えば、「i」のリア駆動をそのままに、前輪にインホイールモーターを組み込んだ四輪駆動車だ。
これだけ小型&軽量のボディなら、パワーバランスはかなりスポーティに振れるはず。見た目はカワイイが、実は「エボX」とは別の次元で、“スーパーAWDマシン”になるかも!?
(文=桃田健史)
■キーワードは“エコたのしい”
これからのクルマ好きは何に乗るべきか、なんてことを考えさせるコンセプトカー。
地球温暖化の原因とされるのが二酸化炭素の増加で、日本全体で排出する二酸化炭素の17〜20%がクルマによるものだとされています。ってことはつまり、クルマ好きはドライブしたくてもぐっと我慢しなければいけない……。というところで光明となるのが「エコ」と「たのしさ」を両立しようというアイデア。
これからのキーワードのひとつは、“エコたのしい”みたいなことかもしれません。
事実、今回のモーターショーにもそういったテーマのコンセプトカーがいくつかありました。ここでは三菱の「i MiEV SPORT」をイチオシにします。
というのも、ベースとなる「i MiEV」が2009年に200万円以下でデビューするのはほぼ確実だとされていて、ということはi MiEV SPORTもかなり現実的。未来のクルマが楽しいのか(楽しそうか)どうか、ぜひご確認ください。
(文=サトータケシ)
■どっちが前?
「どっちが前か後ろかよく判らないプロポーション」というものがナニゲに気になる。
自分にとっては、ショー開催前に写真を見た時点からチェックしていた1台。で、実際にブースに足を運んでみると、「もしかしたらバックで走った方が空気抵抗少ないんじゃない?」のカタチや樹脂製ボディパネル(骨格はアルミ・スペースフレーム)のちょっとパステル調カラーなどが、どこかレトロモダンな雰囲気を演じていてやっぱりなかなか好印象。
異常なまでに長いホイールベースを持った“ムツゴロウ”のような佇まいは、他の誰にも似ていない感”を思い切り演出。
どれだけ売れるか? と問われると何とも答えに窮するものの、こんなデザインが市販モデルで実現されれば世界に唯一無二の存在として、「ランエボ」に続く三菱の新たなイメージリーダー役になれる、かも。
(文=河村康彦)
■I believe sport.
カッコいいのか悪いのかわからないフォルムにまずひかれた。既成概念で判別できないモノに僕は弱いのだ。キャビンはプリント基板を見せるセンターパネル演出が気に入って、ほかの不満はすべて吹っ飛んだ。
そしてEVであるということがポイント。ただのEVじゃなく、前輪独立の3モーター4WDで、充電はなんと非接触式だ。これにコロッといってしまった。充電装置が埋め込まれた駐車場に止めておくだけで充電できるのだ。プラグインさえ過去にする、アンプラグドEVの誕生である。
電気車両ライバルの鉄道も、負けじと充電式トラムの試乗会を行ったそうだ。この2台がニッポンの電気車両の流れを変える可能性はおおいにある。
あと名前もいい。「ミーブ」の語感が「ビリーブ」に似ていて、「I believe sport.」と聞き間違えるから。私はスポーツカーを信じる。カッコよすぎるメッセージだ。
(文=森口将之)
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