仏ルノー、新型「トゥインゴR.S.」を発表
2012.02.17 自動車ニュース仏ルノー、新型「トゥインゴR.S.」を発表
仏ルノーは2012年2月14日、高性能モデル「トゥインゴ ルノー・スポール(R.S.)」を発表した。フランスでは2月20日に受注が開始され、3月半ばに発売される予定。
新しい「トゥインゴR.S.」は、2011年9月のフランクフルトモーターショーで発表された「トゥインゴ」のマイナーチェンジ版がベース。ルノーの他のR.S.モデルと同じように、F1マシン風の“ブレード”があしらわれたフロントグリルが与えられるほか、テールゲートスポイラーや、ディフューザー付きリアバンパーなどが装着され、先代型以上にスポーティーな雰囲気が演出されている。
エンジンは従来と同じ、133psを発生する1.6リッター直4の自然吸気ユニット。ただし、CO2排出量が従来比3.2%減の150g/km、燃費が同3%向上の15.4km/リッターに改善されている。
足まわりの設定は、欧州ではロードホールディング性能を重視した「シャシースポール」が標準。ブレーキは強化され、ディスク径は前が280mmで、後ろが240mmとなる。また欧州では、オプションとして車高を4mm下げたよりハードなサスペンション「シャシーカップ」が用意されるほか、「R.S.モニター」と呼ばれる車載テレメトリーシステムも選ぶことができるという。
今回はこのR.S.モデルとあわせて、新しい「トゥインゴ ゴルディーニR.S.」の姿も公開された。こちらは“フランスらしさ”とプレミアム感がより強く押し出され、17インチタイヤ、革内装、オートエアコンなどが標準で装着される。ボディーカラーは青のほか、白、黒、赤も選択可能。
両モデルとも、フランスでは2012年2月20日に受注が開始される予定。現地価格はR.S.が1万6900ユーロ(約177万円)、ゴルディーニR.S.が1万8100ユーロ(約189万円)と発表されている。
(webCG 竹下)