■【会場リポート】レクサスブランドはこれからもハイブリッドを武器に勝負する
トヨタに続いて、隣接したブースで行なわれたレクサスのプレスコンファレンスでは、レクサスブランドの今後の活動方針が報告された。
■世界初公開の「LF-Xh」
レクサスセンターの伊勢清貴室長は、ここ東京モーターショーがワールドプレミアとなる「LF-Xh」とともに登場。
レクサスのデザイン言語である「L-finesse」に則ってデザインされたというこのSUVのコンセプトモデルは、V型6気筒エンジンと高出力モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを備えている。
伊勢氏は、「今後のレクサスブランドは環境性能と高出力を両立する、ハイブリッドをキーにする」とコメント。LS600hを発表した時点で、レクサスはハイブリッドを武器に欧米プレミアムブランドと勝負することを明らかにしていたが、改めてその方針を確認することとなった。
■新たに“F”ラインスタート
レクサスのもうひとつの目玉は、「IS」に423psを発生する排気量5リッターのV型8気筒エンジンを搭載した「IS F」。これは、レクサスというブランドに、クルマの根源的な魅力である「走る楽しさ」「ときめき」を加えるために開発したモデルであるのこと。今後のレクサスブランドに、新たに“F”というラインが加わることになる。
ただし「IS F」自体は、“GT-R祭”と化すことが必至の東京モーターショーを避けてか、2007年10月4日にすでに発表されている。
前回の東京モーターショーでも展示されていたスーパースポーツのコンセプト「LF-A」も含めて、全般に特に目新しさは感じられない展示だった。
「LS600h」を世に出したことで、レクサスはひと休みか。
(文=サトー タケシ)
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