■【出展車紹介】「トヨタ・クラウン ハイブリッドコンセプト」次期型クラウンをプレビュー
ハイブリッド車のラインナップ拡充を狙うトヨタ自動車は、コンセプトカーとして「クラウンハイブリッド」を出展する。他方でベースモデルが次期型クラウンであるところも注目。
■ハイブリッドシステムは「レクサスGS」譲り
初代クラウンが登場したのは、いまから半世紀以上前の1955年のこと。現行モデルは12代目にあたり、「高級車の新しい潮流を提示」するために“ゼロクラウン”として生まれ変わったのはご存知のとおり。
その現行モデルも2003年のデビューから約4年が経ち、そろそろニューモデルへの関心が高まりつつある絶妙のタイミングで公開されるのが、このクラウン ハイブリッドコンセプトである。
ハイブリッドと銘打つものの、基本的なスタイリングはガソリンエンジン版の次期クラウンとほぼ同じというのは公然の秘密。全長4870×全幅1795×全高1470mmのボディは現行型よりもわずかに大きく、横長のバーで形づくられるグリルや、伸びやかなサイドビューが、これまで以上に端正でスポーティな印象を高めている。
インテリアはクラウンにふさわしい落ち着いたデザインが特徴。メーター部はTFT液晶を用いた「ファイングラフィックメーター」を搭載し、さまざまな情報をドライバーに伝えてくれる。10個のSRSエアバッグや、エンジン/ブレーキ/ステアリングを統合制御するVDIMなど、安全装備も充実。肝心のハイブリッドシステムは、「レクサスGS」同様のTHSIIで、2リッターエンジン並みの燃費とV8級のパワーやスムーズさを両立することで、新しい時代にふさわしいクラウン像を示している。
(文=生方聡)
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