■【出展車紹介】「レクサスLF-A」2年を経て、市販化に向けさらに進化
トヨタ自動車のプレミアムブランド「レクサス」からは、2005年ショーにも登場したプレミアムスーパースポーツ「LF-A」が、より進化した形で出展される。
■“F”コンセプトのスーパースポーツ
2005年のデトロイトショーで、レクサスから提案された2シーターのスポーツカーが「LF-A」。レクサスが進める“L-finesse(エルフィネス)”デザインを身にまとい、500psオーバーのエンジンを搭載する本格的なスポーツカーは、レクサスの新しい姿を予感させるものになった。
そのLF-Aが2代目に進化し、今年はじめのデトロイトショーに登場。東京モーターショーにも出展される。初代のコンセプトを受け継ぎながらも、デザインはさらに洗練度を増し、レクサスらしいシンプルでエレガントな雰囲気を強めているのが特徴だ。
全長4460×全幅1895×全高1220mmの堂々たるボディはCFRP(カーボンファイバー強化プラスチック)で構成され、、軽量ながら高い剛性を実現。そのノーズには500ps以上のハイパワーを絞り出す5リッターV10が収まるが、前後の重量配分を意識して、エンジンはフロントミドシップにレイアウトされ、ギアボックスもリアマウントのトランスアクスルを採用するのは見逃せない。
すでに市販車として発表された「IS F」同様、このLF-Aもレクサスのプレミアムスポーツコンセプトである“F”スポーツプログラムに則ったクルマで、富士スピードウェイやトヨタの東富士研究所を拠点に開発が進められたもの。F1で培われたテクノロジーも投入され、世界最高峰のスポーツカーを目指す。
(文=生方聡)
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