今年も応援ありがとう!ホンダのレーサー、ファンとともに2005年を振り返る
2005.12.20 自動車ニュース今年も応援ありがとう!ホンダのレーサー、ファンとともに2005年を振り返る
2005年12月17日、ホンダのファン感謝イベント「Honda Racing 2&4 in Xmas」が、東京のHondaウエルカムプラザ青山にて開催された。
■一席二聴!
4輪からはスーパーGTシリーズを戦った道上龍と伊藤大輔、2輪はロードレース世界選手権MotoGPクラスの玉田誠、250ccクラスの高橋裕紀、さらにイギリススーパーバイク選手権の清成龍一の各選手が参加。4輪2輪ともにトップクラスのレーサーが同じ壇上に上がるという、両カテゴリーのレースに参戦するホンダならではの贅沢な混合イベントに多くのファンが駆けつけた。
会はトークショーから始まり、選手ひとりひとりがエピソードをまじえつつ2005年のレース活動を順に振り返った。
スーパーGTはランキング10位と振るわなかったものの、ルマン24時間にも参戦した道上選手は、「(純日本チームにこだわった所属チーム、童夢の)マシンが“日の丸”の水玉模様で、ピットクルーは半被姿。レーシングスーツまで和風にされるのではないかと思った」などとルマンでのエピソードを披露し笑いを誘った。
つづく「選手自身によるファン自慢」のコーナーでは、MotoGPの玉田選手が“海外での困った女性ファン”のエピソードを紹介。なんと「大勢の観衆がいる中、身に付けたままの下着(しかもホンダのロゴ入り!)へのサインを求められた」とか。まわりのファンも熱狂して大変だったそうだが、これには青山の聴衆も爆笑。
また、トークショーの中では、玉田選手(MotoGP)から4輪のレースカーをドライブしてみたいという意見が出れば、逆に伊藤選手(スーパーGT)は2輪レーサーのライディングに興味を示すなど、4輪と2輪のジョイントイベントならではの一幕も見られた。
会の後半では各選手提供のサイン入りグッズをかけたチャリティーオークションが行われた。キャップやTシャツといったグッズから、大きなものではホンダNSXレースカーのホイール(!)までが、次々と1000円格安スタートのオークションにかけられて、競り勝った熱心なファンの手元へと渡っていった。
なお、オークションの落札金は、東京中日スポーツを通じて「あしなが育英会」に寄付されるとのことだ。
F1ドライバーの来場こそなかったものの、会の終盤にはF1の秘蔵映像も上映。来年から使われる「ホンダF1用V8エンジン」のベンチテストの様子などが紹介された。
楽しいトークに加えて、会場に女性参加者が多かったこともあり、笑顔と歓声が絶えないにぎやかなイベントとなった。
選手たちは2006年シーズンへの抱負を力強く述べたあとで壇上からは去ったが、その後も長く会場の片隅に残っては、サインや握手といったファンの求めに応じていたのが印象的だった。
(webCG 関)
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