スペイン・マラガから愛を込めて〜BMW国際試乗会日記 その2「荷物が見つかる」
2005.03.14 From Our Staffスペイン・マラガから愛を込めて〜BMW国際試乗会日記 その2「荷物が見つかる」
BMWの新型「7シリーズ」取材のため、2005年3月10日にスペインはマラガへと向かった『NAVI』鈴木真人。短期集中連載の試乗会日記その2では、ストの影響で行方不明だった荷物が見つかった!という報告。
■3月11日(2日目) 7シリーズ開発責任者と会う
ストの影響で到着が遅れたため、2日目のスケジュールも少し遅く始まりました。11時にホテルを出発して、マラガの街に向かいます。前日は「7シリーズ」のお出迎えでしたが、今度は「5シリーズ」です。やはり、乗り心地はかなりスポーティで硬く、クルマの性格の違いを感じさせます。
向かったのは、ピカソ美術館。マラガはピカソが生まれた街なのです。ガイドの方はピカソへの愛に満ちあふれた人で、「キュビスム」の意義やらマラガの風土が彼の芸術に反映している要素などについて熱心に解説してくれました。
ありがたいのですが、途中で面倒くさくなってしまってコソッと逃げ出しました。荷物が届かない可能性があるので、とりあえず下着と靴下だけは買っておこうと、店を探しにいったのです。見つけたのは、「Adolfo Domingues」というブティック。そこで12ユーロのパンツと8ユーロの靴下を買いました。
あとでガイドの人に聞くと、「素晴らしいブランドだ」と言っていましたが、品質はユニクロに遠く及ばないようです。
荷物が到着した、との情報が入り、空港へ引き取りに出かけました。僕自身は荷物を見つけることができましたが、まだ行方不明の人も二人。結局、荷物に出会えないまま帰国することになってしまいました。
午後8時からコンファレンスに続いてプレスディナーです。荷物が見つかったおかげで、指定のドレスコードである「ダークスーツにネクタイ」を守ることができました。
テーブルで隣になったのは、7シリーズの開発責任者であるアーミン・ヒルディシュさん。BMWの考える高級車像について、また日本での「レクサス」のデビューについての考え方についてなど、興味深いお話をうかがいました。
(文=NAVI 鈴木真人)
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