フォード「エスケープ」に2.3リッターエンジン搭載
2003.11.20 自動車ニュースフォード「エスケープ」に2.3リッターエンジン搭載
フォードジャパンリミテッドは、小型SUV「エスケープ」に2.3リッター車を設定。2003年11月19日から販売を開始した。同時に、大型SUVの「エクスプローラー」の走行性能向上などが図られた。
従来、2リッターと3リッターのエンジンラインナップだった「エスケープ」。ニューモデルから、2リッターエンジンを廃止し、2.3リッター「デュラテックHE」エンジンに変更された。157psと20.7kgmのパフォーマンスは、2リッターと較べて28psと2.0kgmのアップ。さらに、カタログ燃費が9.2km/リッターから11.0km/リッターに向上したこともニュースだ。組み合わされる4段ATも改良され、スムーズな変速を実現したという。
足まわりは、フロントダンパーのピストン径を、32mmから35mmに拡大。スタビライザーのレイアウト見直しにより、直進安定性やステアリングレスポンスの向上を図るなどした。
その他、全グレードにおいて、新デザインの16インチアルミホイールや、ステアリングホイール、新素材シート表皮などを採用した。
価格は3リッターV6を積む上級「XLT」が254.0万円(従来比+5.0万円)、2.3リッターの「XLT」が229.0万円(同+10.0万円)となる。
同時に、大型SUV「エクスプローラー」の装備変更が行われた。
全グレードの変更は、アクセルとスロットルの制御を電気的に行う、いわゆる“ドライブバイワイヤ”の「ETC(エレクトロニックスロットルコントロール)」の採用。これにより、スロットルレスポンスが高まったという。ほかに、ボディーカラーに「ダークブルーパール」が追加された。
4リッターV6搭載のエントリーグレード「XLT」は、17インチオールテレーンタイヤ&5本スポークアルミホイール、チューブラーサイドステップバーなどが標準装着され、SUVのタフなイメージが強調される。
価格は、4.6リッターV8の「エディバウアー」が465.0万円(従来比+5.0万円)、4リッターの「XLT」が395.0万円(同+11.0万円)。
(webCG 本諏訪)
フォードジャパンリミテッド:
http://www.ford.co.jp/
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