マツダE&T、「ボンゴフレンディ」似の「CX-5」キャンパーを展示
2017.02.03 自動車ニュース![]() |
マツダのエンジニアリング子会社であるマツダE&Tは、幕張メッセ(千葉市美浜区)で2017年2月5日まで開催されているジャパンキャンピングカーショー2017で、車両の屋根上に宿泊スペースを持つ「CX-5ポップ・アップ・ルーフ・コンセプト」を展示している。
先代CX-5ベースの完成車販売を想定
キャッチフレーズは「走って、曲がって、泊まれるSUV」。先代「マツダCX-5」の屋根上にポップアップルーフ(上方に広がるテントの一種)が取り付けられており、出先で気軽に車中泊できるのが売り。かつてマツダが販売していたミニバン「ボンゴフレンディ」のオートフリートップをほうふつとさせる。
ルーフを上げれば、テント部分には大人1人と子供1人が一緒に泊まれるくらいの空間(長さ1800mm)ができあがる。これに加えて、“1階”の車両後部には大人2人が泊まれる程度のスペースが作れ、マツダE&Tはファミリーでの車中泊も可能とアピールしている。
車名にコンセプトと付くように、同車はまだ試作段階。市場の反応次第で市販を検討するという。先代CX-5をベースにした完成車のみの販売を想定し、価格も未定だが、「ミニバンベースのキャンピングカーと軽自動車キャンパーの中間的な価格帯に投入したい」としている。
(webCG)