英モーガンの日本輸入代理店が発足記念イベントを開催
2018.05.22 自動車ニュース![]() |
輸入車の正規販売事業を手がけるエスシーアイは2018年5月22日、東京・港区の明治記念館において、モーガンカーズ・ジャパンの発足イベント「MORGAN CARS JAPAN INTRODUCING」を開催した。
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職人の手作りにこだわるスポーツカーメーカー
モーガンカーズ・ジャパンは、2018年4月5日に発足した英モーガン・モーター・カンパニーの正規インポーターである。これまで東京のモーガン・オート・イワセが行ってきた輸入元としての事業を引き継ぎ、全国8店舗のディーラーを介して、日本での車両の販売、部品の供給、アフターセールス業務を担うこととなった。
今回のイベントには、インポーターの関係者に加え、大阪を除く全国7店舗のディーラーの代表や、日本で活動する2つのオーナーズクラブのメンバーも参加。あいさつに立ったエスシーアイの伊藤誠英代表取締役社長は、ケータハムや「KTMクロスボウ」の輸入販売を手がけてきた自社の実績を紹介するとともに、「電動化や自動運転などといったコモディティーな話題が多い中で、本当にクルマが好きな人にこういった製品を提供し、安心して乗っていただける体制を、メーカーやオーナーズクラブとともに展開していけることをうれしく思う」と述べた。
1909年に誕生したモーガンは、職人の手作業によるクルマづくりを今日に受け継ぐ英国のスポーツカーメーカーである。プロダクトはいずれもスチール製のラダーフレームにアッシュ材(トネリコ)のボディー骨格、アルミ製のボディーパネルを組み合わせたもの(「3ホイーラー」はチューブラーフレーム)。パワープラントとドライブトレイン以外はすべて内製で、ボディーパネルについては一度組み立ててフィッティングを調整してから、分解、塗装して再度組み付けるなど、非常に手の込んだ製造工程を守り続けている。それゆえに生産台数は年間850台と少なく、オーダーから納車までは8カ月の時間を要するという。
日本に導入されるラインナップは「3ホイーラー」「4/4」「プラス4」「ロードスター」の4車種。いずれも内外装には多彩な仕様が用意されており、オーナーは自分の好みに合わせたカスタマイズを楽しむことができる。
(webCG)
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