新型「ホンダ・インサイト」、2018年内に発売決定
2018.11.01 自動車ニュース![]() |
本田技研工業は2018年11月1日、ハイブリッド車「インサイト」の新型を年内に発売すると発表した。
今回発売されるのは通算で3代目となるモデル。インサイトが日本市場で販売されるのは2014年以来、約4年ぶりとなる。ホンダによれば新型は、「シビック」と「アコード」の中間に位置づけられるミドルサイズセダンになるという。
ボディーサイズは全長×全幅×全高=4675×1820×1410mm。先代モデルよりも280mm長く、125mm広く、25mm低くなっている。
パワートレインはホンダの2モーター式ハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」を、1.5リッターエンジンと組み合わせたもの。モーターは最高出力131psと最大トルク267Nmを、エンジンは同109psと同134Nmをそれぞれ発生。気になる燃費性能については、正式発表時に公表される見込み。
エクステリアについては、「エレガント×ダイナミック」をテーマに、ワイド&ローのスタイリングやパワフルなスタンス、エレガントでグラマラスな造形を表現。フロントまわりには刀身をイメージしたというグリルと左右に広がるクロームバーが備わるほか、日本仕様向け装備として専用デザインのフロントバンパーとトランクスポイラーを用意する。
インテリアのデザインテーマは「エレガンス&クオリティー」とし、コートの襟を立てたような仕立てを目指したとホンダは説明する。液晶とアナログ式を組み合わせたメーターパネルや使いやすさにこだわったコンソールスイッチなどにより、運転に集中できる環境と高揚感を演出。シフトセレクターまわりでは、ドライバー目線での使いやすさにこだわったという。このほか、走行用バッテリーをリアシート下にレイアウトすることで、ラゲッジルームの容量は先代モデル比でプラス119リッターの519リッターを確保している。
レーダーとカメラを用いる安全運転支援システム「ホンダセンシング」については、全車に標準装備。アダプティブクルーズコントロールや車線維持支援システム、誤発進抑制機能などにより、ドライバーをサポートする。
グレード展開は、ベーシックな「LX」と17インチホイールや前席パワーシートなどを備えた「EX」、さらにEXの外装をブラックパーツで飾った「EX・ブラックスタイル」の3タイプをラインナップする。
価格やその他の諸元は、正式発表時に明らかにされる見込みとなっている。
(webCG)