「メルセデス・ベンツAクラス」のディーゼルモデルが日本初登場

2019.03.25 自動車ニュース webCG 編集部
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NGCCにおける、日本初のディーゼルエンジンのラインナップとなる「メルセデス・ベンツA200d」。
NGCCにおける、日本初のディーゼルエンジンのラインナップとなる「メルセデス・ベンツA200d」。拡大

メルセデス・ベンツ日本は2019年3月25日、「メルセデス・ベンツAクラス」のラインナップに、コンパクトモデル初となる2リッター直4ディーゼルターボエンジン搭載車「A200d」を追加設定し、同日、注文受け付けを開始した。

「OM654q」と呼ばれる2リッター直4ディーゼルターボエンジンは、最高出力150ps、最大トルク320Nmという実力。ピエゾインジェクターを使用するコモンレールダイレクトインジェクションシステムや可変タービンジオメトリーを持つターボチャージャーを採用しており、低回転域から高回転域まで全域でトルクフルな加速を可能にするという。
「OM654q」と呼ばれる2リッター直4ディーゼルターボエンジンは、最高出力150ps、最大トルク320Nmという実力。ピエゾインジェクターを使用するコモンレールダイレクトインジェクションシステムや可変タービンジオメトリーを持つターボチャージャーを採用しており、低回転域から高回転域まで全域でトルクフルな加速を可能にするという。拡大

A200dに搭載されるディーゼルエンジンは「OM654q」と呼ばれ、最高出力150ps、最大トルク320Nmを発生。すでに「Eクラス」や「Cクラス」で導入されている「OM654」をベースに横置き対応化させたもので、デュアルクラッチ式の8段ATと組み合わせている。「新世代メルセデス(NGCC)」と呼ばれるFFプラットフォーム採用モデルでのディーゼルエンジン搭載車は、今回が日本初導入となる。

OM654qは、軽量なアルミ製のシリンダーブロックとスチール製のピストンを採用。熱膨張率の異なる素材の採用によって40%以上の摩擦低減を図ったほか、スチールカーボン材をコーティングした「ナノスライド摩擦低減加工」も採用している。従来の排出ガス処理システムに加え、アンモニアスリップ触媒(ASC)を備えるSCR触媒を増設し、欧州で2020年から施行予定の「EURO6d規制」や、「ステージ2RDE(実路走行試験)規制」にも適合しているという。

価格は399万円。納車開始時期は2019年6月頃を予定している。

(webCG)

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