「モト・グッツィV7 IIIレーサー」に誕生10周年記念モデル「10thアニバーサリー」が登場
2020.03.30 自動車ニュースピアッジオグループジャパンは2020年3月27日、カフェレーサースタイルの大型二輪モデル「モト・グッツィV7 IIIレーサー10thアニバーサリー」の注文受け付けを開始した。納車開始は、同年5月中旬を予定している。
専用デザインでよりスポーティーかつレーシーに
「V7」シリーズは、空冷Vツインエンジンを縦置きで搭載するモト・グッツィの主力モデルである。「V7レーサー」は同シリーズのカフェレーサーモデルとして2010年に登場。2015年に「V7 IIレーサー」、2017年にV7 IIIレーサーへと進化し、今日に続いている。
今回のV7 IIIレーサー10thアニバーサリーは、同車の誕生10周年を記念したモデルであり、赤色の専用グラフィックを施した新型のトップフェアリングや、同様のグラフィックが入った脱着式のシートカウル、赤ステッチ入りのシングル風シートを採用。ヘッドランプやテールランプ、ウインカーはいずれもLED式で、薄型のリアマッドガードや新型のバーエンドバックミラーも特徴となっている。
燃料タンクは“初代”にあたる2010年モデルのV7レーサーと同じクローム仕上げのスチール製で、上部にはクラシックなレザーストラップを採用。イタリア国旗をモチーフにした縁取りが施された「7」のゼッケンプレートや、セパレートハンドルバーとブラック仕上げのアルミニウム製ホイールリムに貼られた赤い「Moto Guzzi」のステッカー、ステアリングヨークに施された車名とナンバリングのグラフィックも、同車の特徴となっている。
このほかにも、車体には1971年製「V7スポーツ」の「telaio rosso」(赤いフレーム)をオマージュしたという赤いフレームやスイングアームを用いており、レーシーな雰囲気を盛り立てるべく切削加工のアルミニウム製バックステップや、丸く肉抜きされたトップブリッジガードを装着。サイドカバーやスロットルボディーカバーには、ブラックアルマイト加工を施したアルミニウム製パーツを使用している。
価格は137万5000円。
(webCG)
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