「DS 3クロスバック」のピュアEV「E-TENSE」が日本導入
2020.06.24 自動車ニュース![]() |
グループPSAジャパンは2020年6月24日、コンパクトSUV「DS 3クロスバック」のピュアEV「E-TENSE(イーテンス)」の日本導入をアナウンスした。日本仕様の詳細や価格、発売日や発売方法などは同年7月29日に発表される。
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今回のDS 3クロスバックE-TENSEは、内燃機関を搭載するDS 3クロスバックをベースに開発されたピュアEV。欧州仕様車はフロントに100kWモーターを搭載し、フロア下に容量50kWhのリチウムイオンバッテリーを配置する前輪駆動車である。車重は1.2リッター直3ガソリンターボエンジン搭載のDS 3クロスバック(日本仕様)のカタログ値1280kgに対しておよそ250kgの車重増となる1525kgとなるが、ベース車と同等のキャビンスペースや荷室容量を確保しているという。
参考までに欧州仕様車は、航続距離がWLTPモードで320km、NEDCモードで430km。充電時間は、7.4kW充電器で7時間30分、11kW充電器で5時間となり、0-100km/h加速9秒、最高速は150km/hと発表されている。
エクステリアでは、「DSマトリクスLEDビジョン」ヘッドランプやサテンクローム仕上げのフロントグリルを縁取る「DSウイング」と呼ばれる装飾、アンスラサイトグレーのグリル、各部に配された「E-TENSE」マークが同車の特徴となる。
インテリアでは、レザーシートとレザーをあしらったダッシュボードを採用。ヘッドアップディスプレイや7インチのタッチスクリーン式コントロールパネル、タイヤ空気圧モニタリングシステム、オートエアコン、本革ステアリングホイール、8個のエアバッグなどを標準装備。車両の1.5m以内にキーが接近すると、格納式のドアハンドルがボディーから自動的にせり出す「プロキシミティ キーレスエントリー&スタート」もガソリンエンジン車と同様に装備されている。
走行面では、「ノーマル」「エコ」「スポーツ」の3つのプログラムに切り替えできるドライブモードを搭載するほか、フォーミュラEからインスパイアされたという「ノーマル」と「ブレーキ」の2つのエネルギー回生システムを選択可能。エネルギー回生システムのノーマルにおいては内燃機関のエンジンブレーキの挙動をシミュレーションし、ドライバーの感覚に寄り添った自然な減速感を実現。同ブレーキでは最大減速度が約1.3m/sとなり、いわゆるワンペダルドライブに近い運転が可能になるという。
(webCG)
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